2024年3月の旅 3 日目 千葉県 いすみ鉄道 大多喜駅 | 真 さわやかどくろ宣言

2024年3月の旅 3 日目 千葉県 いすみ鉄道 大多喜駅

 いすみ鉄道 に乗りに行くのだ

 いすみ鉄道は房総半島の太平洋側から西に進み、半島の中程までの路線。その先は小湊鐵道と接続していて東京湾まで行けるわけだ。この季節は菜の花と桜が美しいそうで計画したわけだ。しかし、昨日までの様子だと桜はまだな感じ。それでも菜の花は咲いてるとのことで出発。

 外房線の大原駅までは東京駅からの特急で移動。千葉への特急は総武線で銚子に向かう「しおさい」、京葉線経由で外房に向かう「わかしお」、同じく京葉線から内房に向かう「さざなみ」がある。どれも海を思わせるひらがな4文字、と似たような名前で大変覚えにくい。
 今回は外房特急のわかしおに乗る。ということで京葉線ホーム。
 京葉線は遠いことで有名だが、動く歩道を早歩きでグイグイ進むことで高速移動のアトラクションと捉えるとまぁまぁ楽しい。
 
255系。ダイヤ改正で引退との話だったが、まだ運用中。

 写真も撮ったので満足して乗車した。当たり前だが、特急車内はは快適だ。地下のホームから出て少しずつ景色が変わっていく。新木場まではまだ雑然とした感じだが、舞浜を過ぎると人が住んでいるわけではないデカい建物ばかりになる。あと、ディズニーランドに人が並んでるのを見て、やはりなんというか驚いてしまった。本当に並ぶんだな、と。
 そういえば前に京葉線に乗ったのはいつだろうと思い調べると、なんと20年前だった。2004年にクラフトワークがやってきてZepp Tokyoでライブをした。それを見に行ったのだ。まぁ、クラフトワークが札幌に来るわけもないので見に行くよりないのだ。そしてその日の宿を千葉にとったので、京葉線に乗ったんだわ。103系だった。20年前だもの、そりゃ景色も変わるわい。

 そしてまた雑然とした千葉市内に入り、蘇我をすぎると外房線。急に自然いっぱいの景色になってくる。幕張や蘇我で降りた近距離のお客さんと違って、車内に残っているのはもう太平洋を目指すお客ばかりだ。などと考えているうちに大原駅到着。降ります。同じく大原で降りた客の大半がいすみ鉄道のホームを目指していたが、中にはでかいクーラーボックスと釣竿を持ったおじさんもいて、普通に改札に向かっていた。

 ホームを眺めたりしてから、いすみ鉄道ホームに向かったもんだから出遅れてしまった。この日は3月末の土曜日、菜の花の時期で結構なにぎわいだった。

千葉のお土産もあるよ

 一瞬だけ駅前に出て撮った写真

 いすみ鉄道350形
改札を抜けるとロングシートの気動車1両が待っていた。かなりの混雑だが乗り込む。逃したら1時間以上待つことになる。大原駅前を散策するという考えもあるが、菜の花の時期の休日なんだから次の便だって早くから並ぶことになるだろうし、この先には小湊鐵道とのに乗り換えもあるんだから、混んでても座れなくても乗るのが答えだろう。
 最初立った場所はドア付近の壁の前だったが、なんとか前に進み窓の外が見える位置を確保。揺られながら車窓の菜の花などを楽しむ。

そして途中の大きい駅、大多喜に到着。徳川家康の武将、本多忠勝の居城だったとのこと。あれ、桑名藩じゃないのか?と調べてみると、一時期安房の里見氏対策で配置され、その後は桑名ということらしい。それにしても、降りたらホームにこんなのが居るのは結構怖い。

去っていく車両を撮影する鉄道愛好紳士

顔出しパネルというか、運転士気分でどうぞというパネル。大多喜高校いすみ鉄まで読み取れる。

 乗ってきた車両は、そのまま終点に向かいます。

大多喜高校美術部

やたらと写真を撮ってしまう

いすみ鉄道と鯉のぼり