2016年8月の旅 3日目 広島市 広島第一劇場 | 真 さわやかどくろ宣言

2016年8月の旅 3日目 広島市 広島第一劇場

スマホの地図を頼りにウロウロと歩いていると、5分ぐらいで広島第一劇場に辿り着いた。広島第一劇場というのはコレだ。

ヌードの殿堂と書いてある。広島第一劇場に行けば君も僕も誰もが殿堂入りですよ。

の壁面のオブジェと言うか何と言うかがカッコよすぎる。

ヌードって書いてある通り、ストリップ劇場です。ちなみにこのオブジェだが、この写真のように斜めから撮ったものがほとんどだと思う。斜めから見た方がオブジェが見やすいから、そういう写真ばかりなのかと思っていたが、行ってみてわかったのは、前の道路が狭いのだ。大きな通りに面しているわけではないのだ。だから斜めからの写真ばかりなのだ。

今回、広島にも寄ろうと決めた理由は野球観戦だったのだが、他に何かないかな、と調べていくうちに広島第一劇場の8月閉館を知ってしまったわけだ。やはり、いずれ行こうじゃダメなんだわ。そんなこと言っているうちになくなってしまうのだ。とにかく今回は間に合った。
さて、初めてにして最後の広島第一劇場ということで心して中へ。

料金を払い中に入っての感想は、デカイ、広い、天井高い!小さめの体育館ぐらいある。ステージも広いし。そして左右のデカイ鏡。建物は古いけど、これはスゴイ。そしてこれは維持も大変かもなと言う気がした。

この日は土曜日ということもあってか結構な客入り。1回目の開演前だが半分は入っていた。盆の周りにまだ席があったので座る。ここはステージが高くて見上げる感じ。

照明が暗くなりオリーブの首飾りが流れ開演前アナウンス。「エキサイティングでエキセントリックなステージ…」というフレーズが印象的。

1 葵マコ
8周年なんだって。小柄。ドラゴンボールかなんかが元ネタなのだろうか。いや、読んだことないもので。カンフーな衣装で演舞。ステージが広いってスゴイな。のびのびと動き回っていた。途中で客席側に置いてあったスモークマシンが稼働し前が見えなくなったのも驚き。あと、ここはポラがゆっくりなんだな。演者が4人なので基本的に進行に余裕があるのだろう。

2 雪見ほのか
2005年デビュー。茶つみ娘の演目。可愛いお姉さん。写真の時、お客さんに劇場存続を訴えてた。
閉館という決断にはそれに至る経緯があるわけで、今なにができるかとなると難しいのだが、今ある劇場を支えていく事と新規を取り込む事しかないのだと思う。

3 聖京香
2003年デビュー。この人は小倉で一度見ている。綺麗なお姉さん。Jungleという演目。でかい帽子に非対称ドレス姿の綺麗なお姉さんがジャングルを探検していると豹(の置物)に襲われて…というお話。元々、痩せた綺麗なお姉さんってあんまり好みじゃないんですが、この人はなんかいいと思えるのが不思議。楽しかった。

4 浅葱アゲハ
始まる前にステージ天井に隠してあった長い布をよいしょよいしょとセッティングしてから、スタート。細いショートカットのお姉さんが背中に羽をつけて軽やかに跳ね回る。そして踊りの終盤に長い布を掴みグイグイと登り始める。かなり高くまで登って行く。その劇場は天井が高いのだ。体育館みたいなところなのだ。客席から見上げる形になっているのでそう思ったのかもしれないが、それにしても高い。
そして空中で次々と様々なポーズを決めていく。サーカスとか見に行かないからよくわからないが、こういうのは初めて見た。エアリアルティシューというやつ。

4人目が終わり、2回目の開始時刻がアナウンスされた。フィナーレなど特になく終了。
さて、表に出て宿に向かう。電車とタイミングが合わないなあと思いながら、どんどん歩く。

途中で見かけただしの自動販売機