2016年8月の旅 3日目 北九州市資さんうどん 広島市現代美術館 お好み焼きYU-SUN | 真 さわやかどくろ宣言

2016年8月の旅 3日目 北九州市資さんうどん 広島市現代美術館 お好み焼きYU-SUN

朝食は資さんうどん魚町店でゴボ天うどんである。ゴボウうめぇ。


裏返しのような気もする。

福岡のうどんだが、やわやわではなく、讃岐うどん的コシの麺でもない。中間。

で、みずほ自由席。広島までの車窓はトンネルと海沿いの平野に拓けた街の繰り返し。46分で広島到着。



1日に数本しか走ってなくても山陽新幹線といえば500系だからな!という意思表示なんだと思う。


広島駅構内にあった。


朝食広島駅から路面電車に乗って比治山下という電停で下車。そこから丘を登っていくと広島市現代美術館がある。


「1945年±5年」展  という特別展と  コレクション・ハイライト+特集「ヒロシマの現代美術」  というコレクション展示、そして夏のワークショップってことであちらの世界?こちらの世界??が開催されてた。

「1945…」は単に満州や台湾の風景を描いていた時代から少しずつ戦意発揚的な絵が増えていく様子や、はっきり軍隊や兵器が描かれるようになった時代、総動員の時代、そして敗戦でリセットされた精神、復興に向けて、といった様々な場面を絵画から感じ取ることができた。
普段は美術館にいかないので絵画とかサッパリなのだが、この作品展は凄いと思った。戦争に向かって行く時代と、その後の再構築がわかるようになっている。
兵庫県立美術館で6月頃にやってから広島に来たらしい。10月頭までやって終わりみたい。いや、これ全国で巡回展やるべきだと思うけどな。


もう一つ圧倒されたのがこちら。二人の造形作家の展示。

人魚デカイ。髪の毛、鱗一つ一つがガムテで作ったもの。

新聞紙で芯を作り、周りをガムテープで巻いて作る立体。彫るわけじゃないし粘土ともちがう。なんていうんだろうね。




関口光太郎氏が作業中だった


骨組みが見えるが、龍宮城のようなお城を滞在制作するんだと。この時点では入り口部分だけだったが、関口氏のブログを読むと最終日には見事に完成していた。小さなパーツをひとつひとつ手作りし、そしてそれを組み合わせ大きな作品にしていくという方法は途方もなく手間がかかるが、やはりそれだけの圧倒的な存在感があると思う。


さて、現代美術館の丘を下りて電停前まで来た。12時頃。
この後1時半までに広島第一劇場に行かねばならない。広島第一劇場については次回記事で詳述する。

さて、美術館下の電停から電車に乗って駅方面か繁華街に向かい昼食を、と思ったがつまらないので駅と反対側に歩いてみる。そちらから橋を渡って行くと、裏手から劇場に近づく形となる。その途中に食堂か何かあるだろう、と。

それにしても暑い。リュックを背に汗を拭きながら歩く。すると前方に何かサーフボード屋さんっぽいお好み焼き屋さん発見。お好み焼き YU-SUNと書いてある。広島第一劇場の開演が1時半だから食事ができるのは1時15分までだろう。今12時10分だ。まずは入ってみよう。

お好み焼き屋さんって、音頭の瀬戸で1回、神戸のそば飯で1回。それだけだ。あ、学生の時とか食べたかもしれんけど、それは自分で焼くやつで西日本のそれとはなんか違う気がする。

入ると先客なし。鉄板前の1番良い席という席に案内される。店内は5席ぐらい。そしてアメリカン雑貨がいっぱい。60前後の夫妻が店主。
リュック背負って暑い暑い言ってる姿を見て地元の方ですか?と問われる。よそから来たと言うと、ではこれをおすすめしてます、と。で肉たまごにネギとイカだったか。
ええ、写真がないんですよ。店主と近すぎて写真撮れる感じじゃなかったんで。
作り始めるとパラパラとお客さんが増えてきた。お持ち帰りの人、その場で食べる人。お客さん同士みんな知り合いっぽい。そしてどこから来たの的ないつも通りの話になる。それはいいのだが、この後どこに行くと問われたのには困った。「はい、広島第一劇場に行きます」とは言えんわな。
他のお客さんの分も並行して作り始めたので制作時間がグングンのびていく。ヤバくないか?急いで食べる?いや、結構量あるし、急いで食べれるものなのか…。などと思っているうちに完成。地元の方じゃないのでお皿とお箸もどうぞ、と用意してくれたが、いや頑張って鉄板からコテで食べますよ。アチアチで美味いですな。というわけで無事腹も埋まり出発したのが13時15分頃。