![EMORV inc.イオサワコ(西佐和子)デザインな日々ブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130107/11/sawavoice/f4/74/j/o0800054912366632674.jpg?caw=800)
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
2013年の年賀状は
「日本の伝統文様」をモチーフにデザインしてみました
その中でも抽象度の高い 文様を選び 作成しました
文様って使い方によっては斬新なデザインにもなりますし
また日本人は昔からデザインが上手だったということも実感します
新しいことは先人から学べるんじゃないでしょうか
左上から
亀甲文=その名の通り亀の甲羅を意味しますが、大本は蜂の巣が原型だっという説も
西アジアから中国、そして日本へ伝わった文様
ご利益は=恋愛成就、夫婦円満、延命長寿
香の図文=香りの名を当てる香遊び、組香や聞香で使われた回答記号を図案化
組香は優雅な遊びで、文学と深いつながりがあるそうで、
江戸時代、武家女子に好まれたデザイン
ご利益は=技術上達、富貴繁栄
日月文=平安時代末期までこの文が天皇家の文だった
中国の陰陽思想が元になっており、陰と陽の対極の本質の図案化、女性と男性、火と水など、
二つが対立しながら共存することで未来永却につながり、縁起が良いとされる
井桁文=木を「井」の形に組んだふちを図案化したもの。昔は井戸はなくてはならないもの、
昔はお金のことを「貨泉」や「泉貨」と呼んでいたため、「井桁文」は泉の象徴として、
金運上昇の縁起の良い文様
五芒星文=一筆書きが可能なせいか、世界中で魔除けの記号として用いられている
日本では陰陽道における魔除けの呪符として伝えられ、陰陽五行説の木、火、土、金、水の
五つの元素の働きの相克を表す
比翼文=雌雄で片方ずつの目をもつ中国の伝説のとりを図案化
男女が深く情愛をかわすたとえを「比翼」ということから、歓楽街で男女がお互いに好きな
文を合わせることをしたため、、この文様は愛する人と深い絆を作ることができるとされているそう
招き猫文=猫は「枕の草子」に登場していることから、中国からは、平安時代以降に日本に渡ったと
されている 黒猫や人を招くかっこうをしているものは人を招くとされ、商家に好まれたそう
と、
一つのマーク(文)に込められた願いがすごく色々とあるんですね
少しでも エモーヴや私自身に関わる人が
縁起の良い年になりますよう 年賀状の図柄として文に思いを込めてみました!
2013年も ご一緒させていただいている皆様のプロジェクトや自社企画の
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に関わる皆様が幸せな1年になりますように!
今年も宜しくお願いします
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