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そういえば無いな…てハナシ

 一般人がこんな事したら、間違いなく村八分だろうな
…という記事だったりするが。

 相変わらず『ゲゲゲの女房』の視聴率は高めらしい。
トゥの立った漫画家諸氏も、このドラマ観てアレコレと
twitterとかでつぶやいているみたいだけど、劇中で
水木センセがスランプに陥ってからというものの
この話題に触れなくなったのは「他人事と思えない」
為なんだろうかね…どーでもいいけど。

 そういや『ゲゲゲ』はともかく、手塚、赤塚、
藤子両氏…等々の半生なり一生てのは割と映像化
されているんだけど、石ノ森さんがメインの
そういった映像作品てのがないよな。
 割と本人、少年時代からの過去について著して
いたりするんだけど、デビュー以後の諸作品について
さほど語っていない(エッセイ風というか散文的な
モノは割とある)せいなのかもしれないけど。

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『マンガ自叙伝 青い万華鏡』(1973年)は↑コレで読んだ。
まぁ『ジュン』みたいな感じなんだけど。

 とにかく「仮面ライダーの作者」としか思われてない
現状ってのは、諸作品の一ファンとしては納得が
いかない感じだったりするのだ。
 だってソイツら、ライダーとかの変身モノや
百歩譲って009程度しか読んでねークセに
全てわかった風なクチききやがるから腹立たしくてな。
せめて『佐武市』くらい読んでから能書きタレろや。

 弟子筋の永井豪については、今やってる『激マン!』を
映像化しようと取り巻きが動いてるんだろうな。
(でなきゃゼニにならん漫画の連載なんか許すハズない)
で、案件ポシャって連載も「第一部・完」みたいに
なったりして…なのがありそうで怖い。
 

持続の秘訣

 「沢渡さんはアーティスティックな志向なんですね」
と昨日の会談で言われて、内心「はぁ?」な感じだった。

 つーか俺、自分自身をアーティストだとか
ましてやクリエイターなどと名乗る気は毛頭なく
むしろ『職人』とか言った方がまだシックリ来る
…とは思っていたものの、翻ってみれば提出物一連は
妥協を許さない結果の代物、とでも思われていたのかも
しれない。実際には妥協の産物に他ならないおだけど。

 というより、アーティスティック云々の小洒落た風な
思考回路は持ち合わせておらず、むしろ先月今月と
集中力を切らさずに仕事続けていられるのは(だったら
ブログとかつぶやいたりとかしないハズだけどな)
むしろもっと原始的な感覚によるモノかもしれないな
…などと、仕事で手を動かしながら徒然と思ったり。

 前々から「絵描くのなんてイヤでイヤでしょうがない」
と公言してはいるけど、それでも絵描き業を続けているのは
「差し当って自分の技術ですぐに現金化できるのは
絵ぐらいしかない」というショボい事情の他に
「どうしてもイメージ通りにクリアできないコーナーを
攻め続けているようなモノだ」と以前から思っていたが
その他にも「形のないモノが、手ェ動かすことで
カタチになっていくのが楽しいのでは?」という
何だか金もらって仕事しているヤツとは思えない
妙な結論が浮かんできてしまった。

 考えてみりゃ、今までやってきた仕事なんて
ホントに好きな題材であるモノなんざ殆どなくて
要求されたから仕方なく…なんてスタンスで描いて
きたモノばかりだったりするけど、その作業中にも
上記のような感覚がドコかにあったからこそ、今まで
続いてきたんじゃねぇだろうか…などと思ってしまう。

 そりゃ今の「好きな題材は寝食忘れて取りかかるけど
さして興味のない、嫌いな題材はテキトーにこなす」
なんてデジタルコンテンツの世界に蔓延している
リクツなんぞに反発覚えるワケだわ。

 ま、そんなこんなで仕事そのものをわりかし
楽しんで毎日過ごしているのかもしれない。

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そんな気持ちは↑コイツにゃわかんねーだろうな。
 

さわ散歩6

 ひさびさにヤボ用にて外出。
ドコへ行ったかといえば…↓

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 あえて地名は書かないけど
『日本一行きたくない街』。
そんな所にこのクソ暑い中、仕事の性格上
スーツ着てネクタイしめて行かなきゃならない
…という事で、出かける前からウンザリ。
「お前な~、7月末に提出済ませておいたのに
今頃呼ぶかよ!」な気分もあったりして。

 駅降りりゃ、キモい連中が顔面歪ませたような
薄気味悪い笑いを浮かべて能書きタレながら
歩いていたり、駅前の通りではカッコは可愛いけど
ツラがザンネンな姉ちゃんどもがビラ配ってたり
…と、ウンザリ感が倍増。

 で、仕事関連の方はトークパワー全開にて
往年の『北野ファンクラブ』的なトークかましたせいか
はたまた事前の提出物の印象がよかったせいか
(まぁ両方みたいだわ)感触もよく、事前に
「1時間~1.5時間くらいあるかも」と言われていた
トークタイムが僅か20分で済んでしまうという
脅威のスピーディーさ。

 で、また自意識過剰なオタ公がヤッパ持って
暴れる前に、駅前のヨドバシをちょっと覗いて
とっとと退散させてもらった。

 イヤもう勘弁願いたい街だったわ。ふぅ。
 

特殊絵描きとよばれて

 …イヤ↑呼ばれてないから。自虐だから。

 今やっている仕事、おかげさまで好調な進捗状況で
大した問題もなく進んでいたりするのだ。
あくまでコチラのパートでは。

 ただ、別班でアイテム等の画像データ作っている所
(会社単位らしい)から「キャラクターの画風にあわせて
作画ができない。主線の質感がどうしても合わないので
どんなペンツールを使っているか教えて欲しい」
…との質問が来たそうな。

 まだリリース前という事で箝口令敷かれている為
あまり詳しい事はいえないのだが、今回の仕事は
キャラクターデザインを施した後、全てイラレの
ベクトルデータにして納品する、というもの。

 で、期間が短い上にこちとら、たった一人で全ての
パートをこなさなきゃならない関係上、ラフ画から
パスライン引いて仕上げるなんて悠長な事をして
いられるほどの時間がない。

 なので紙の上で九厘アップした後、イラレに実装されて
いるライブトレース機能にて主線をベクトル化した後
色をつけて仕上げる…という手法を採っている。
 実はコレ、『いただき+』で絵タレ仕事していた時と
プロセスは多少違えど同様な手法だったりする。
 短期間で実験してみた結果、コレが結局手早く仕上げ
られる上、キッチリとポイントを抑えれば見栄えもいい
…という事で続行していたりする。
なれた作業プロセス、というのもあったりするが。

 あと、絵柄も何かそこらにある画風と違って
雰囲気合わせるのが大変らしい。

 …まぁ、そらそーだわな。
何せ流行り廃りに全くカンケーない時間の流れを
過ごしてきた『ロスト・ディケイド(オレ命名)』な
身なだけに、あまり見かけない(という事は一般的で
ないマイナーなタッチなので商品として使いにくい)
画風なんだろうし、今となっては。

 ただまぁ、考えようによっちゃそれは有利な方向に
働いたりするのかもしれない。
詳しくは言えないが素材となっている世界が実は
様々な二次創作(もう三次以上になっているかも)で
アレンジされていたりする割に、その画風は割と
他人の絵見て少し変えた程度(その程度にも大小は
あったりするけど)だったりするから、その中では
オリジナリティが発揮できる…のかも。

 ただねぇ、描いている本人が数日前の自作画を見て
「うわ、この線どういった意図で引いたんだか」と
クリンアップする時に混乱したりもしたのだが(笑)。

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ハナクソぷ~。
 

今日の修復

 紙の作画仕事やってる時に、困った事に気付いた。
長年愛用していた雲形定規セットの中で、最も多用する
ヤツがパキッと折れていた。

 まぁそのキッカケとなったのが
「ケースがビニール製→床に横倒しになる
 →うっかり踏んづけて割る」というマヌケなもの
だったりするのだが、その割れ目と直交する箇所にまで
割れ目が発生、十文字形に割れちまったワケだ。

 で、知ってる人も多いだろうけど、雲形定規ってのは
わりと高い。なので捨てるのも勿体無いので修理。

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 例によって樹脂修復剤プラリペアにて、断面に開先を
作ってから充填補修。
材質を調べるのを忘れて使ってみたが、どうやらABSだった
ようで、無事にくっついた。
まぁコレだけだと強度に不安もあるので、割れた部分に
一円玉でも貼り付けて「つけペン専用」として使う事にする。
この仕事が終わった後は。

 つーか結局、イラレで処理するんだったらパス引け俺。