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追憶のS30Z

 そんなワケで、珍しく前後編。
前回の記事はこちらに。

Gallery"TEKITOH"-S30_kai2

 例によって差分でも。
といってもただ単にヘッドライトと車幅灯つけただけだが。
下半分の方の差分については…また今度。

 さて、何やかやで嫁いできた我がZちゃんではあるが
重整備(といっていいのかどうか…)の時を除いてみれば
意外な程に乗りっ放しな状態だった。
 機械的にはシンプルというか単純そのものなので、
各々の仕組みさえ解れば、いくらでも修繕が効くものばかり。
その上、あの頃のパーツというのは分解整備&修理が
今のクルマのソレに対してずっとし易い…というメリットがあった。

 またZ自体、外装はともかく中身は他車種用のありあわせの
パーツで一台こしらえたようなクルマ。
それはZ以前のダットサンスポーツやフェアレディについても
同じ事だし、日本車のみならず海外のスポーツカーですら
実はそんな感じで造られていたりするのだが。

 まぁそんな感じだから、ハラワタに関しては全く困ることなく
解体屋の常連となりながらコツコツと手ェ加えていた。
元々先輩方のクルマをイジくる手伝いしていたり、自身も
70系カローラやMR2をイジっていた経験もアリ…で
なんか自由にやってたな。オイルクーラー(上の画でも
バンパー下にうっすらと見える…ハズ)なんかも実はコレ
マツダのロータリー用純正品だったりするし。
パーツそのものの機能性さえ合致していれば、その辺は
メーカーやブランドに拘る必要なんか全くないのだ。
そもそもピストンですらホンダのFT用なワケだし。

 但し電装品だけは、なるべく新しいモノを使うよう心がけてはいた。
元々劣化しやすい上、新たにパーツ追加するとその負荷に
従来の配線は耐えられない…というのが経験からきた解答。
 なので例えば、シールドビームをハロゲン灯に変更する際にも
わざわざその周りの配線を新品に引き直し、間にリレー(コレは
解体屋から調達)を挟む…といった具合。
 プラグコードも(元々消耗品だから当然なのだが)なるべく
新しいモノに交換し、ツテで回ってきた中古のフルトラもそのまま
組むことはせず、一度バラして状態確認してから…と、傍から見れば
神経質と思われそうな感じで。
 クルマはガソリンだけでなく、電気でも走る…という事を、
ハイブリが幅きかす時代より先に理解していた。

 あと「ノーマル状態での性格を忘れないように」てのは
イジる上で常に心がけていたかな。
 こういった改造車ってのは、イジっていくうちに元の状態が
忘れ去られて、結果ワケのわからん状態になる事も多いので。
 但し先述の通り、入手した時から既にアブノーマル(笑)な
状態だったので、どうにかツテを辿ってノーマル維持している
人の個体に乗らせてもらったり。
 その中にはZ432もあったけど、それは全く無意味だったな。


 で、このZ。ブランド品みたいなパーツは全く使ってなかった。
まぁハコスカ連中みたいに「日産ワークス物を大量に仕込んで
あるのがエライ」みたいなのとか、エンスー気取りの外車乗りが
チャチいルーカスの電装品を重宝するのとは別種の世界。
 あえていえば亀有サスとニスモの電磁ポンプ程度か。
前者は検対の為仕方なく。つーかS30(中期以降)のスプリングって
えらく長いモノ使ってたりするので、他車種流用でもジャッキアップ時
バネが遊びそうになるので、まぁソレしかなかった。
 後者は前オーナーがよくわからん流用品使っていて(しかも後に
わかった事だが、リターン側からガソリン吸っていた)
3リッター化すると吐出量足りなそうだから…と入れたモノ。
見せびらかし自慢するようなモノは一切入れてなかった。

 そう、このクルマにゃレカロもカーボンもアルカンターラも全く
必要なかった。走る、曲がる、止まる、たまに音楽聴く(笑)…と
それだけを楽しむ為にあったのだ。
言ってみれば茶室のような存在

 実際ねぇ、クルマそのものを楽しむのなら
余計なモノは要らないんですよ。



 あまり闘病日記みたいな事ばかり書き連ねているのも
何なので、ココは一つちょっとしたドジ話でも書いといて
ロム専の自尊心満たす力添えでもしておこうか。

 大概のL型のスロットル周りってのは、下図のような
レイアウトだと思う。

Gallery"TEKITOH"-L_type

 (注:インマニ等は煩雑になるので省略)
何の変哲もないロッドリンケージで、オレ仕様の場合は
ピロボールジョイントを介して押し下げる仕組み。
 このピロ玉を包むハウジングが樹脂製につき、
長く&激しく使用しているとまぁ当然、磨耗してくる。
ので中にボンド注入したりでクリアランスを保っていたワケだが
それより問題だったのは、図にてピンクで示したシャフト部。
 コレも調整用のビスを締め込む事で、クリアランスを調整
できる…なんてのは小学生でもわかりそうな仕組みだけど
その作業を少しばかりサボってる間に、ちょっとばかり前後に
ガタつくように。

 この状態になるとどうなるか…といえば、傾斜角のついた所
=上り勾配で停車すると、少しばかりスロットルが開き、
アイドリング状態で1200~1300rpm程になってしまう。
 ヘタすりゃアクセル戻らなくなって大変な事になるのだが
「まぁいいや。特に困ることもねーし」と放置しておいた数日後、
ちょっと困った事態が発生した。

 たまたま免許更新の講習が数日後にあったのだが
地元の免許センターが改修中…という事で、コレまた地元の
多目的コンサートホールにて講習やったワケなんだけど
まぁソコにも駐車場があるってンで、このZで赴いたワケ。
その講習の終わり際、地元署の署長が

「ではコレで講習を終わりますが、その最後に…………
 私の新しい手品をご覧になって行って下さい。」

 などというオチャメな宴会芸を見せやがったモノだから
「ふざけンな!」「時間のムダじゃねーか!」
「コンサートホール借りた勢いで舞い上がってやがる!」
…などと大好評(大笑)だったのだが、そういったホールの
駐車場ってのは大抵が地下にある。
 で、そういった駐車場の出入り口ってのが大抵、傾斜の
キツイ坂道になっており、まぁ10°くらいあっただろうか。

 プチ渋滞になって、その坂道で出庫待ちしていると
上記のようなアイドルアップ機能が更にアップしちゃって
常時3000rpm前後を保つようになってしまった。
 フツーのクルマの3000rpmなんて大した事もないだろうが
何せこちらはソレックス44PHHを三連装。そのやかましさと
いったらハンパじゃなく、まるで前の車をアオっているような
イヤげな雰囲気。

「違うんだよ~。アオってるんじゃねぇんだよー。
 さっきの手品にムカついてるのは確かなんだけどよ~。」
…と心の中で訴えていたが、そんなテレパシーが通ずるハズなし。

 で、上図のレイアウトを咄嗟に思い出し「ひょっとして…」と
アクセルペダルの下に爪先を潜り込ませ、さながら単車の
シフトアップのようにペダルを押し上げてみたら、どうにか
1500rpm程度には収まった。

「ペダルがオルガン式じゃなくてよかった…」と思いつつ
帰宅後すぐにリンケージを締め直したのは言うまでもない。



【オマケ1 ザ・シフトノブ】
 自宅にL型…というか71ミッション用のノブが転がっていた。

Gallery"TEKITOH"-shift

 左が元々、Zについていたらしい4速用のノブ。
カタログ見ると、ハコスカなんかも同じモノ使っていたみたい。
右は5速用ノブなんだが、どうやら230や330のセドグロ用に
ついていたモノらしい。ビニールレザーが巻いてあるが
もうツルツル。
 シャレでZ32につけてやろうか。ネジ経広げる必要あるけど。


【オマケ2 1/18計画】

Gallery"TEKITOH"-1/18kyo

 かつてのオレ仕様を京商1/18にて再現。
「まぁこの仕様は発売されんだろ」とアゴチン自作したら
その後『ストリートスポーツver.』として発売しやがった。
結局それも買うハメになったのだが(笑)。
 

【クルマ画】60・価値観

 ネット等を覗いていて時折、思う事がある。
個人の好き嫌いを価値判断の全てにしている奴が多い…と。

 程度の差こそあれ、好き嫌いなんてのは誰にでも
ある事には違いないのだが、問題なのは自分の「好き」を
正当化する為に「嫌い」なモノをあげつらい、貶す行為。
そんなモノが正当な評価であるハズがない。


 クルマ趣味の世界でも同じ事で、視野が狭い奴が多い。
例えばの話、外車趣味の奴は平たく日本車全てを見下す。
三年おきに新車に買い換える奴は、少しでも型落ちしたクルマを
ケナシの対象とする。
逆に旧いクルマを趣味で乗ってる奴は、単純に『今』を否定する。

 いずれにしても根底にあるのは「持ち物自慢の見せびらかし」に
過ぎない所が浅ましい。
 周りを「ありふれた凡百」と決めつけ、自身の飲んでいる水だけが
美味いと正当化するような行為や、新しいオモチャを見せつけて
悦に入るガキのような行為(イイ歳こいた大人にもいるみたい
だけどな、そんなの)、そして持たざる者に対して侮蔑の感情を
ブツける…そんな行為にはほとほと愛想が尽きた。
 もう少し他人に対して鷹揚になれねぇのか?手前ェの持ち物にも
他人のソレにも、いい所と悪い所はあるだろうに…と、この一連の
クルマ画を描きながらツラツラと考えていたりした。

 そんなクルマ画も今回で60枚。
何とはなしに手慰みで描いていたラクガキが、いつの間にやら
凝った…というかやたらに時間のかかるシロモノになってしまい
描くペースは確実に落ちていたりするのだが、よく描いたモノだと。

 で今回は、そんなつまらん価値観との対立や訣別を強く認識
させてくれた、あのクルマを久々に描く。
まぁ「節目」という事もあれば、最近『アナタの知らないクルマ』
路線に行き過ぎた事へのカウンターステア的な要素もある。


$Gallery"TEKITOH"-z

 というワケで今回は
1976年式 日産フェアレディZ改(A-S30S改)。元オレ仕様。

 Zは他にもハナ付きとか現行型なんかも描いていたりするが
今回は以前描いたモノが気に食わなかったので、そのリターンマッチ
といった意味もある。
まぁ「自身でそこそこ納得できるレベル」には落ち着いたか。
赤系の宿命で、JPEG化した時にくすんだ色調になったり、細かく
描き込んだ箇所が潰れるのは仕方ナシとして。

 随分長いこと乗っていたなコレ。
当時既にそのテのショップでも、Z-Lが3ケタ万円の領域に達して
いた頃、知人のツテにて検切れ車を底値で入手してから色々と。

 ベースになったのは上記の型式でわかる通り4速車。
新車当時であれば、排ガス対策で補機類が追加され過ぎて
鈍重になってしまった…と雑誌にて酷評された頃のクルマ。
この個体はどうも一度部品取りにされたらしく、ダッシュボードは
前期型の物に、センターコンソールはバイツー用を無理矢理、
ヒュージブルリンクは'75年以前の、Egルームにムキ出しのアレ
…と走行に必要最低限の物を寄せ集めたシロモノだった。
 但しモノコック自体の状態は良好で、走らせてヨレる感じが
全くなかったのは好感が持てた。まぁ床は当然サビていたワケだが。

 それを前オーナーは安く入手して、とりあえずの車検を取り
コレまた寄せ集めのEg…L24ブロックをベースにL26クランクを組み
(両者ともブロック内の寸法は全く同じ)、それに排ガス対策用の
高圧縮ヘッドを組み合わせ、夜の闇に紛れて走らせていたらしい。
 元々L型なんてのは必ずしもニッパチ改にしなきゃならんワケもなく
個々人が安く自由にイジれるのがメリットだから、こういう路線も
そりゃアリだろう。
で、検切れを機に置物化していたと。アレだけEgルームがスカスカに
なってりゃ、車検用に戻すのはホネだったろう(笑)。

 コレに限らず現在残っているZの殆どは、そんな「夜のクルマ」が
改造申請なりレストアなり施され、陽の下に再デビューを果たした、
そんなクルマだろう。

 で、そんな夜行性動物を更正させる為に結局ニッパチに載せ換え
…ガス検のデータが揃っている為、そっちの方が公認取り易かった。
構変であっても必要なデバイスは解体屋で拾い集めて搭載し、
補機類とっ払ったお陰で前上がりになっていた車高(排ガス対策用に
あれこれ付け加えた結果、フロントがクソ重くなった事への対処で
前期型に対してバネレートも上がっていた。だから補機類外して
フロントが軽くなると…当然前上がりになる)も、仕方なく亀有の
検対バネに変更したり…と色々した挙句、晴れて再デビューを果たす。
その直後に3リッターユニットに積み替えたのは言うまでもなく。

 乗り回して気付いたり驚いたりした事は…まぁカッコイイのは
当然として(笑)…「案外'90年代あたりのクルマと違わねぇな」と
言う事だろうか。メインマーケットが北米だから当然ではあるのだが
あそこのMVSS、アレに準拠したクルマ造りてのは、その後も色々と
追加されはしたものの基本的にその延長線上にあるワケだし
操作系やスイッチ類に関しても、デビュー当時のJASO規格準拠
…という、今も連綿と続く表記条件に合致していたワケだから
それ以前に発売されたクルマ…例えばハコスカとか…に較べても
後年式のクルマに比して違和感を感じるハズもない。
 まぁ初めて乗ったりすると、ヘッドランプの点灯には戸惑うかも
しれないけど。

 それと居住性。
アメ公の体型を考慮しているから当然なのかもしれないけど
小さいクルマにしては閉塞感や圧迫感を全く感じない。
Z32以降のモデルがタイト…というより狭く感じるのとは対照的。
 そして純正シートの造りも結構よくて。
あの形状だからホールド性なんかは語るに値しないのだけど
程よく身体を沈み込ませて支えてくれる為、長時間座っていても
疲れる事はなかった。
 トバし系の走りする時はフルバケに四点ベルトで保持していたけど
ロングドライブなんかの時には、わざわざ純正品に入れ替えて
いた事もあったっけな。
 その代わり遮音性に関しては半ば無頓着だったお陰で
3ケタkm/hで走ってりゃ、その分の風と轟音に否応無く晒される
ワケだけど、それは個人的に単車で幾度も味わっているから
大して問題にはしていなかった。
 
 上記によって野蛮な印象が強まったかもしれないが
実は優しげな所もあって。それが心臓部であるL型。
全開くれてハデに走っている時はそれなりに猛々しいのだけど
フツーにアイドリングしている時の「ドットットットッ…」て音。
あの「ト」に近い「ド」の音が、何気に気持ちを安らげてくれたりもした。


 機械と自身の間に余計なモノが介在しない分、その性格や習性は
ダイレクトに伝わってきて楽しかった。
 で、コイツと長く付き合ってみて「クルマの真価ってのは、長いこと
付き合わないと本当には理解できないんじゃないだろうか。
それは勿論、個人的な価値観でしかないだろうけど」
…なんて事を殊勝にも思ってみたりもした。
 ただ、風評や雑誌のレビューなんかを盲信したりすると
その本質は見えないままになってしまう。そんな例も結構多く見て
きた現在となっては、その考えもあながち間違いじゃないな、と思う。

 今のフリーランス業に就く時…生活一切が誰にも保障されない
ワケだから…泣く泣く手放すしかなかったのが、今でも悔やまれる。
 時折「あの時手放さなくても実は、意外とやっていけたんじゃ
ないのか?」と自問して、うなだれる事もあったりするのだが
まぁ仕方ない。色々教わった、その事実に感謝しておこう。


 結構長くなってしまったが、何だかまだ書き足りない気がする。
別項にて語るとするか。どうせ誰も読まないけど。
 

復活してたのね。

「そこはアンバサだろうが!」「今売ってねぇよ!」
…と言われ続けて2~3年くらいか。

密かに↓復活してやがる。

$Gallery"TEKITOH"-am

 ひょっとしたら地元(利根コカコーラ)だけの復活
…なのかどうかは知らない。

 今日ちょっと気温高かったので、少し心が
動きかけたがパスした。
 

決戦は土曜日

 ようやく髪切って、少し軽快になった気がする
今日この頃。
…という所で↓このお題。

子供のころ流行ったもの ブログネタ:子供のころ流行ったもの 参加中


 小学生の頃だったら…まずミニ四駆とか。
マンガの中でショボいヤツとか悪役マシンだったりする
不人気なマシンを、どれだけ速くするか…に腐心したりとか。
 あとポケモン。ピカチュウなんかはゲームの中では
「弱いヤツ」と認識されてたので、アニメと関係ない層には
人気なかったよねぇ。あとムシキングとか色々。

 …などという冗談はヤメておこう(笑)。
俺ぁそんな歳じゃねーよ。
露骨に年代がバレるので、年齢経歴不詳としている連中は
書くのに苦労しているみたいね。


 パッと思いついたのは「銀玉鉄砲」かなぁ。アレの撃ち合い。
コレ、世代関係なくやってるだろうな…と思ったけど
最近の駄菓子屋では売ってないみたい?
世間にやいのやいの言われたのか、或いはメーカーが潰れたのか
よく知らないけど。
 上の世代の事はよくわからんけどコレの銃、
俺らの世代以降だとワルサーP38が制式拳銃みたいな感じだったな。
あぁいう玩具のメーカーもいちいち新規金型造り起こすほど
儲かってないだろうから、一度型おこすとずっと同じ商品を
造り続けるモノだが。
 で、銃がワルサーなモノだから、決まって誰かが例の有名な
アニメのドロボーのED曲を歌い始めたり、遂にはそのドロボーの
似てねぇモノマネやり始めたりするんだな。
そういうヤツは決まって狙い撃ちされたりするのだが(笑)。

 アレの改造もよくやってたんだ。
一度モナカ割の本体をバラして、中のスプリングを引っ張り
「強化型」と称して、一発の破壊力を増強する…という
非常にアブナイ改造(笑)。フスマとかに軽く穴が開いたわ。
 あと、調子に乗ってクルクル回していると、中の玉が
飛び散ってエライ事になるので、玉の補充口をセロテープで
塞いだり、誰かが「コレの発展型があるぞ」と見せた写真
…後で調べたら「アンクル・スペシャル」というアレだな…
を元にストックとかエクステンションバレルとか、ありものの
素材で改造すンの。かえって使いづらかった気もするけど。

 ちなみに銀玉鉄砲。当たると結構痛いです。
話変わるけど以前、赤塚不二夫さんが亡くなった後の
追悼番組みたいなのがテレビで流れてて。あの人の事だから
全然しんみりした雰囲気にならないのは当然なんだけど
(それは昨日の円楽師匠追悼の『笑点』も同じだったな)
フジオプロで銀玉鉄砲の撃ち合いがブームになった頃の様子が
再現フィルムで流れていて。
 イイ大人が「わ~」とか騒ぎながら、原稿取りに来た
編集者をハチの巣にしている映像が流れた直後、当時の編集者
(武居さん。有名な人ですね)が「あれホントに痛いんですよね」
と述懐していたのに爆笑したっけ。
 そのブーム、他にも様々な伝説作ったらしく、子供の鼻の穴に
詰まって大変だったとか、珍しく藤子Fセンセが怒鳴り込んで
きた…とか色々な証言があったっけ。


 話を元に戻す。
世代を問わず、ガキの頃の流行を一口に説明してみると
「より多く、より早く」というのに尽きるのではないかと。
…何だかネットで情報自慢している連中の行動原理と
寸分違わない要素な気もする(笑)。それはともかく。

 後者はともかく前者は、コレクション要素というよりむしろ
十徳ナイフ的な多機能要素といった方がいいかもしれない。
何だか筆箱程度で「収納スペースがやたらに多いヤツ」とか。
今もスーパーやホームセンターの横でひっそり売られていたり
するけど、アレってサイズの割に小物スペースを増やしたり
した結果、大した収納スペースもないし部屋ごとの容量も
少なくて、ロクにモノが入らないんだよね。

 で、それが色鉛筆とかになると、別に12色+αあれば充分
…という気もするのに、24色はおろか52色とかあるセット物を
持ってきて自慢する奴とか。
 そういった中、かさばらずに多色を揃えた↓こんなのもあった。

$Gallery"TEKITOH"-pencil

 小学生の頃に少しだけ使っていたモノが出てきた。
要するに色鉛筆の芯だけをボディに収納して、沢山の色を
取り揃えました…な奴。よく見りゃ「PAT.P」とある。
図画工作の時間にフツーの12色のオプションとして持ち込んで
足りない色をフォローした経験あるな。


 あと、今のガキ世代には通じないかもしれないが
雑誌のフライングゲットはガキの頃、よく流行ったもの。
 特に少年ジャンプ。アレは相変わらず火曜日発売という
タテマエの元、月曜日に書店に並ぶ…というのが今も通例に
なっているだろうが、それを土曜日に買って読むという。
究極的なのは金曜日の夜に買う事なのだが、それはともかく。

 マガジンやサンデーなんかは、どうあがいても火曜日の
夕方以降にならんと入手できないモノだったが、ジャンプは
平気で土曜日購入が可能だったのだ。主として酒屋で。

 なので仲間内で「土曜日にジャンプが並ぶ酒屋」の
情報を集めてチャリ漕いでソコまで行き、我々ビンボー
だったから(他にもあったのよ。小遣いの使い道が)
数人で金出し合ってまわし読みするという。

 まぁ今のジャンプにソコまでの求心力があるかどうかは。
「コンビニで月曜日に読めばイイや」風に思われてるんじゃ
ないだろうかね。
 

今週の「このへん」

 さて、今週の放映分だけど…
実は番組サイトには先々週からフライング掲載されていた。
まぁ誰も観てない番組だから別にイイのだが。

 で、恒例のプロデューサーいじり。

Gallery"TEKITOH"-t1

 「日本人、天麩羅と出逢う」の記念碑的な一幕。
時間が全くなかったので、背景は以前描いたブツの
流用&改造…という身内の恥はともかく。

 江戸期という事で、七輪が登場する。
なのでアイツも必然的に↓固形燃料役を演じることに。

Gallery"TEKITOH"-t2

 燃料というより「火あぶりの刑」に見えるかもしれんが
単なる気のせい。

Gallery"TEKITOH"-t3

 そして、お上から天麩羅のご禁令が発せられた
…とか何とかの一幕。
わざわざ即席で禁止マークをデッチ上げたのは
言うまでもなく。

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 ほどよく赤熱化。
この後、ミケーネ闇の帝王のごとく炎と一体化
…するかどうかは不明。

Gallery"TEKITOH"-t5

 夕刻になるとゲリラ的に屋台が続出、という一幕。
いちいちパース取って描くのも面倒なので、簡単に
3Dデータ起こして作画。
 但し収まりが悪いと思って追加したり位置変えたり
したモノだから、川向こうの屋台は構図合ってないのだが。

 ココでの注目ポイントは川つーか堀の水面。

Gallery"TEKITOH"-t6

 流木の襲撃に遭い、流されるキタナミ。
「どーせ切られるだろう」と思っていたら、
オンエアでもしっかり流されてやがった。
しかも作者の意図通りにスクロール。

 やはり人間、共通の敵を眼前に迎えると
団結するモノだ…と確信(笑)。
ホントは途中で沈めて欲しかったけどね。


 でこの一連、いわれのないイジメのように
思われるかもしれないが、モデルになってる人物は
いつもネットでネチネチとイヤミったらしい言動を
繰り返しているので、罰を与えてるようなモノである。