人形キコキコ | Gallery"TEKITOH"

人形キコキコ

 いや~、最近ヒマも金もガソリン代もないから
映画観に行ってねぇなぁ…と気づき
「しょうがねぇから最近話題だった『タイタンの戦い』でも
観ておくか。アメブロじゃ『カラスみたいなのが
マイページに張り付いてて気持ち悪い』とか言われてたし」と
ひさびさに観てみましたよ。

 …ひさびさ?
そう、↓こっちです。

タイタンの戦い 特別版 [DVD]

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 イヤ元々レイ・ハリーハウゼンのファンなもので
『タイタン』というと、どうしてもこっちになる。

 今観るとクラーケン退治のクライマックスが
案外アッサリしている気がするけど…そりゃこちとら
『わんぱく王子の大蛇退治』みたいなスペクタクルを
期待していただけに…モデルアニメーションで
架空のバケモノがキコキコ動くのを観るのは
やはり面白い。

 話のスジもシンプルな所謂『串ダンゴ方式』だから
割と観やすいんですよ。
元ネタになった神話(ペルセウスの怪物退治譚)を
そのままトレスしているワケでなく、劇映画として
起承転結が成り立つように整理されていたりして。

 公開当時の評価は知らないんだけど
『スターウォーズ』の後だからなぁ。恐らくは
「まだこんな事やってるのか」て意見も多かったんじゃ
ないだろうか。

 ただ、コレに限らずハリーハウゼンの一連って
驚くほど低予算で撮られてたりするんだよね。
判官贔屓的な意見になるけど、そんな悪条件の中で
よくやってるな…と感心する。

 ちょっと前にリゲインのCMで、ビルの壁を
サラリーマンが這って昇る映像があって
「どうせCGなんでしょ」と思っていたら
実はソレが「CG使う予算がなかったから
実際に人間をロープで吊り下げて撮った」
…と聞いて嬉しかったよな。
「うわ、東映のスパイダーマンみたいだ」と(笑)。
こういった映像は、あまり予算がない方が
かえって現場の工夫みたいなのが観られるんじゃ
ねぇかと。

 それにしても(我が身ながら)不思議なのは
モデルアニメーションでも3DCGでも、それなりに
手間かかるのは程度の差こそあれ同じなのに
(3Dも、モデルは時間かけりゃ誰でも組めるが
ドープシートをアレコレとイジくるのは面倒でねぇ)
何故かモデルアニメーションの方に軍配があがって
しまうのだ、個人的には。
 

…さてと、これから行きたくもない小規模なイベントに
出動しないとね。