特に復活を願うワケでもないが
今日この頃であります。
て所で↓本日のお題。
ブログネタ:復活して欲しいテレビ番組は? 参加中本文はここから
つってもジャンルは色々ありますが、バラエティで言うと
『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(1989年~)。
最初の頃は、低予算で割とひっそり始まった印象があるんだけど
それが思わぬスマッシュヒット。次々と(年2回の時もアリで)
続編が作られた迷番組ですわな。
何よりも爆破、カーアクション、かぶり物、格闘技、下ネタ、お色気
…と、男の子が喜びそうなネタがふんだんに詰っている(笑)。
ナイナイ岡村が全国区になったのも確か、この番組がキッカケじゃ
なかったかな。
で、低予算を謳ったリアクション芸番組と片付けられそうな
番組ではあるものの、その実物凄く緻密な計算とポスプロの尽力で
成り立っていた番組だ…て事が、今観てもよくわかる。
特に番組後半よくあったカーアクション物とか。時には操縦担当の
スタントマンが皆目隠しでハンドル握ってたりする。
何故かトヨタ車が多かった気がするのは、この際置いといて
あのチーム(高橋レーシング)の緻密なドラテクが堪能できる上に
その真横で賑やかしとばかりに爆発させるパイロテク。
アレだって一歩間違えればヒサンな事態になるだけに、長年の
経験とタイミングがものを言うワケで。
ちょうどその頃から、こういった人達がウデを奮う番組が
消えかかっていただけに、ココぞとばかりに見せ場を作っていたのが
印象的でねぇ。
今も語り草になっているのが、お笑いの聖地・熱海(笑)にて行われた
廃バスに芸人乗せて海に沈めるアレ。
悪天候の中で決行して、一人の被害者が出なかったのは凄いよね。
そしてやはりこの金言。
「全国の皆、これが…俺の芸風だ。わかったかぁー!?」
(by上島竜兵 第10回大会より)
…が何よりも印象的(笑)。
一昨年よりこっち、続きが作られなくなって少し寂しいねぇ。
そういえば、こんな事があった。
行きたくもない相手から結婚式の招待状が届いて、仕方なく
カオ出した事があって。でまぁソレが新郎側の親父の人脈自慢
みたいなモノで、某大手芸能プロから芸人さんを司会者に招いて
やってたんだけど、ど~も見覚えのある顔で。
で、歓談タイムになった時、思い切って訊いてみたのさ。
「お兄さんひょっとして『お笑いウルトラクイズ』に出てなかった?」
「何で知ってるんですか?殆ど映ってなかったのに…。」
「いや『一度も映らなかったで賞』もらってたから。」
ま、観てるヤツはトコトン観てるんですよ。
といった所で改めて、出題者ダニーのコメントを見てみると…
>ふとアニメが見たくなって、
>こないだの夕方、
>テレビで色々見てみました
>でも、普段アニメを見ないダニーが途中から見ても、
>全然わかんなかったよ
>最近のアニメって連続ものが多いから、
>途中から見ても、何が起きてるかよくわかんないんだよね
まぁそうだろうね。
ココ10年ほど、その手の番組のホン屋ってのはウデ落ちてるから。
というより元々ドラマ書く能力が欠けているだけというか。
前にも書いたがちょっと前、とある仕事でそっち系のホン屋と
絡んだ事があるんだけど、何というか「どうしようもない出来」
としか言いようがなかったな。
「コイツら、人間ナメてるだろ」て感じの。
もぉ普段も他人とマトモにコミュニケーション取ってないのが
丸わかりな感じの。もっと言やぁ同じ業種の、同じ趣味の連中と
ゴシップまがいの話しかしてねぇんだろうなアレ。
『物語を作る』というこの手の仕事ってのは、少なからず
自身の人生経験から来るモノあってこそ…なんだけど
そういった物がないから、書いたホンも非常に平板なだけ。
マンガとかの原作があれば、当たり障りなくまとめられるかも
しれないけど、オリジナルで何か作る時に馬脚をあらわすのな。
「昔はよかった」的なまとめ方をする気はさらさらないのだが
先日、仕事しながら『遠山の金さん(高橋英樹版)』観ていて
「こういった様式美というか、パターンの美学を追求した番組、
今は殆どないよなぁ」と、つくづく思った。
こういう番組は「旧い」だの「ワンパターン」だのと言われて
排除されていったワケだけどその反面、守らなきゃならない
パターンの中で、ドレだけドラマ性を盛り込むか…とか
ドレだけ独自性を発揮できるか…という、料理人の腕勝負と
いった要素が色濃いワケ。
で、コレ書いてる時に『特捜最前線』(1977年~)観てるんだけど
コレもまた人間を広く深く掘り下げなければ成立しない番組。
何よりも、罪は罪としながらも「人を助ける」要素。
それは被害者のみならず、犯罪に手を染めた人物の心をも
解放しよう…という展開なワケだから、相当に広く深い人間観が
要求されたりするのだ。
コレ、長坂秀佳脚本だったら…という限定条件の元でなら
復活して欲しい番組ではある。
そういった観点で言うなら、子供番組なんだけど↓コレ。

『星雲仮面マシンマン』(1984年)。
その手のジャンル作品好きからも、一段も二段も低く
見られがちな番組ではあるんだけど。低予算番組だけに。
詳しい設定等はひとまず置いておくとしてこの番組、
犯罪に加担していたのが普通の人間だという事。
良心の呵責に苛まれながらも、生活のためソレに手を染めたり
知らず知らずのうちに大掛かりな事件に関与していたり…と
番組のカラーとしてはユルめながらも、よくよく考えてみれば
恐ろしくなるようなエピソードも存在したりする。
そんな時に発揮されるのが、空前絶後の必殺技
カタルシスウェーブ↓。

番組中では「人間の悪い心を、善に変える作用がある」と
説明されているが、その実「犯罪に加担する中で、自己の行為を
正当化して凝り固まった人物の心を素直にし、反省させる」
といった感じ。
作品世界が世界だけに、よくわからん武器だの巨大ロボで
敵を叩き潰すよりも味があって、今も心に残る番組。
戦隊だのライダーだのが残るのは構わないからもう一本、
こういったユルめの作品も流して欲しいと思うのだがね。