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気になったニュース記事

 普段畳んでいるアメーバニュースを見たら↓こんな記事が。

「1話の中にオチがない」黄金期を支えた漫画人が語る現代の漫画界[動画有り]
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 私見としては以前こっちで書いた通りなので、繰り返す気も
あまりないのだが、まぁ概ね言いたい事は同じだろうか。
あの対談自体、どう切り取られて記事や動画になってるのか
知らないけど。

 …といった所で先日、何の気ナシに『石森マンガ教室』(石森章太郎)を
開いて読んでいた時の、とある記述が思い出される。
実は後に『石ノ森マンガ学園』として復刻された文庫版ではあるが
その本編中の少女漫画の傾向(言っとくけど40年以上前の、ですよ)として
見ひらきごとに、スタイル画もどきの主人公がでてくる。
…とある。
近年のマンガに内容薄めなのが多いのは、コレの変形パターン
なのかもしれないな、と。スタイル画が「キャッチーな(…に見える、と
作り手側が思っているだけ)大ゴマ」に変わった程度で。

 '90年代初頭の頃からだったか。
「週刊誌のマンガは、電車一駅間で一本読める程度の量が望ましい」とか
バカな事言い始めたのは。
…て事は、いくら描き込もうがハナシ練り込もうが、その程度のスピードで
読めてしまうのは、その程度の内容しか詰まってない、て事だろう。
 そんなマンガばかり掲載されてたら、何も考えない読者は「ソレが本流」だと
騙されて、他の練り込み型の作品なんかは「面倒臭い」とかなんかで
避けられちまうよな。
 結果、アンケートの票も取れずに打ち切られ、それ以外の売れ線マンガも
内容的には表層的で、一時的には売れてもすぐ古本屋に流されちまうような
ダメマンガばかりになるという。
他人様の言を借りて言えば「ダダこねるガキにお菓子を与え続けるようなモノ」
で、そんな消耗品ばかりだと当然、後が続かなくなってくる。
編集側は、手前ェで手前ェのクビ絞めてるようなモノだぁな。

 で、描く方にも責任はある。
人生経験がロクになく、アシスタント出身だの専門学校卒だのの純粋培養が
大多数で、会話もできなきゃ人間ナメたような連中ばかり。
編集者(こちらも大学出てそのまんまという点では同じ)の言いなりに
なりたくなければ、ちゃんと自分の言葉でもって反論すべきなのに
それすら出来やしない。
結果、単なる消耗品として切り捨てられてオシマイな連中の何と多いことか。
 まぁそういうの、マンガの現場だけでなく他でも同じなんだけどな。
描くのも人間なら、読むのも見るのも同じ人間なんだから、そういった点を
疎かにしたらどーにもならない。単なる根性論みたいに取られるだろうけど。

 で、最初の記事に言わせてもらうけど
'80年代以降のジャンプの傾向が正しいとは決して思わないし
『レストアガレージ251』って、実は個人的には「画面がゴチャつきすぎで
息苦しいマンガ」の筆頭でもある。
メインの人物がドレなのかわかりづらいというか「何もそこまで細かく
線画で追わんでも…」と思ってしまうのだ。

 更に言わせてもらえば、このテの原因究明系の話題ってのは
十中八九「誰か(外的要因)のせいにして、自分は悪くない」か
「ワシらの時代は云々」に落ち着くだけで、何の解決にもなりゃしない。
現場の連中が常に自分の足元に気ィつけてねーと、悪いモノは
更に悪くなってオシマイだろ。


テキトー画廊-ZG_face

 何の意味もなく、以前描いたブツのアップを貼っておく。