因果な商売の現場から | Gallery"TEKITOH"

因果な商売の現場から

 イヤ本日は暑かった。
もう酒でも飲まなきゃやってらンねぇ。
ベクトルデータのみで絵描くのもツラい(←私事)。

…て所で、いちいちラクガキ描く気もしないので
例によって↓こちらでも。

文章と絵どっちがうまくなりたい? ブログネタ:文章と絵どっちがうまくなりたい? 参加中


 アメブロ以外の人は上記リンク先の「詳細を見る」を
クリックすりゃ出ると思うけど、漫画家のアシスタントやってる奴が
「絵は描けるんだけどストーリーが作れない」とのたまっている
…とう設定だとか。
 大変だよな、あぁいう商売も。
世間知らずのパワハラに屈辱受けながら、ムダに細かくて効果的
とは思えない、図面みたいな背景ばかり描かされるワケだから。

 自分の立場でいえば「両方」かな。
絵の方は…今やってる仕事でいえば絶望的な環境というか(笑)
「ドレだけいい画を描いても絶対評価されない」という状況なので
もうどーしようもねぇ、という感じ。

 そちらの方は「上手いか下手か」よりも、サッと表示した時に
「どんな状況で何がどうしているか」を瞬時に理解させるような
そういった画風を心がけている。渡されたレイアウトが煩雑すぎて
(その時ハマってるアニメとかに、すぐ影響される奴だからな
ソレ描いて渡す奴が)、抗い難い時もあるけど。

 確か交通事故関連の映像だったと思うけど、人間が対象物を
確認して、次の行動に移すまで1秒程度の時間が必要…
つまりこの状況だと「一般的な運転手が歩行者の飛び出しを確認し
ブレーキ踏むまで1秒程度かかる」という事。
 経験値の高い熟練者(ベテラン運転手やレーサー)になると
予測運転…予めトラブルが発生するかもしれない事を熟知して
瞬時に対処する…が徹底出来ているのだが、それはともかく。

 で、こういった事例は視聴者相手でも十分応用できるワケで。
しかも件の仕事てのは番組自体の尺が少ない(2分程度)ので
画が表示される時間というのも非常に短い。
画一枚あたりの表示秒数を大体2~3秒と考えると、アレコレと
情報量詰めても、観ている側からすれば「何が描かれているのか
わかりづらい」のが事実。
 そこで、絵…たとえば人物とか…自体は出来るだけシンプルに、
表情も喜怒哀楽が瞬時にわかるように(顔だけでも)オーバーな
リアクションを心がけ、なおかつ「手抜き」呼ばわりされないように
ある程度の塗り分け作業を行う…それもメインの人物等がキチンと
わかるように…という、部外者には「あ、そう」で済まされそうな
細かい気配りをしつつ描いてたりするのだが、まぁ現場レベルですら
理解されてないというのが現実。

 ブログで描いてる画の方は、仕上げよりもむしろ「いかに短時間で
カタチを捉えて絵に起こせるか」の修練というか実験というか…で
その関係と趣味性も手伝って、クルマの絵が非常に多いな。
 まぁこんな絵ばかりだと説得力なんぞゼロだろうし、同業者にして
みれば面白くないんじゃないの?「何もかんもテキトーに描きやがって」
みたいな感じで(ブログのタイトルを今一度確認して欲しいのだが)。
いや「ヘタだバカだ。あはははは~」みたいにケナしてるんだろうけどな。
じっくり時間かけて絵画みたいな完成度の高い絵もあれば、非常に
限られた時間内で要求された物事をキッチリ抑えつつ手早く仕上げる、
そういう絵もまた「絵」なワケでしょ?
 大概の絵描きブログなんて自己満足と「コレだけ描けるんだから
仕事下さい」みたいな自己顕示なんだろうけど。

 で、こういった作業プロセスも、実はマンガの現場からの
フィードバックだったりする。「疎かにせず、かつメインの人物の
ジャマをしない」てのはアシスタントに課せられた命題だろう。


 文章の方は、今のところ発表の場(大笑)なんてのはブログにしか
ないけど(まぁこの先ドコにもないだろう)、常に心がけているのは
「後で自分が読んだ時に、キチンと読めるモノになっている」事か。

 そういや↓こんな本がある。

三本和彦、ニッポンの自動車を叱る/三本 和彦

¥1,260
Amazon.co.jp

 …イヤ「買え」とは言わない。
本文中にこんな記述がある。以下引用。

 私が新聞社にいたころ、冗談の上手な編集局次長によく
言われたのは「3歳のオランウータンが読んでも、うーん
なるほどと思わせるような記事を書け」ということ。
それくらい正確でわかりやすいことを書けたり話せたりする
ことが、ジャーナリストの仕事なんだと教わりました。


…引用ココまで。
この話には続きがあって、そこで三本センセ「オランウータンてのは
字が読めるんですかね?」と問うと「バカヤロー!いるならココに
連れてこい!」と返されたそうな。
それはともかく。

 何かねぇ、ネットが浸透して結構経つけど、そのお陰か何かで
「会話の出来ない奴」が非常に多くなった気がする。日常の場でも。
テメェの言いたい事だけブチまけて他人の話を全く聞かないので
日本語は通じても会話が成立しない、そんな奴ばっかり。
 つい最近も、記事に対して結構マジメにコメントしてやったのに
手前ェ勝手な能書きの羅列ばかりで会話になってないコメントを
返されて「40過ぎてコレかよ」と呆れた事もあったし。

 「せめて自分だけは」てな気概があるワケでもないけど
「受け手と読み手、1対1の会話」が成立するような、そういった
文体と文面、そして内容になるような記事書くことは常々アタマの
片隅に留めておきたい。
 最近こんなカテゴリ増やしたのも、そんな心境の一つでは
あるんだろうな。
 どうせ見た奴ぁ全員「ヘタのクセに先生ぶって生意気」だの
陰口叩いてオシマイなんだろうけどよ。
それどころか、ネットの連中なんて他人見下して自尊心満たすのが
目的なんだろうから、やるだけムダという気もするが。


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