【クルマ画】6・黄色い反面教師 | Gallery"TEKITOH"

【クルマ画】6・黄色い反面教師

 バブル期の'90年のこと。
自宅から片道50km以上離れた某空港まで、単車トバして
通っていた事がある。空港内の保税倉庫にて梱包、搬入の
深夜バイト(クルマ購入資金を貯めるのに都合がいい程
バイト代がよかった)があった為だけど、それはともかく。

 当時といえば、投機目的で輸入高級車がもてはやされており
フェラーリなんかそれこそF40ですら見飽きる程入って来て
いたのだけど、その中に一台、明らかにピニンファリーナの
ラインとは違う、黄色いクルマが段上に鎮座していた。

 どちらかといえば、その昨年発売されたMR2(SW20)に似た
感じの佇まいを持つそのクルマに、恐る恐る近づいてみる。

 ケツに「SOLO」と記されており、コレが車名というのは
解ったのだが、メーカーがよくわからん。そう思ってエンブレムに
眼を向けると……
「P、A、N、T、H、E、R……パンサー?」
その時咄嗟に、カーセンサーの輸入車価格表コーナーに
あったリマやカリスタの姿を思い出した。

テキトー画廊-solo

 というワケで今回は、ナマで見た奴は少ないと思われる
パンサー・ソロ。記憶を頼りに描いてみた
…というのはウソで、当時日本の雑誌でコレを紹介した
モノズキな所があったんですわ(色以外は全く同じ仕様だったので
参照させて戴きました)。
ちょうど黄色いアレを見た直後、コンビニで「コレはっ!?」と
思って買っておいた某誌'90年10月号…まだNSXが国内リリース
始める前だわ(笑)。巻頭特集で西ドイツでの試乗記事がある。

 で、ソロに関する説明はGAZOO.com名車館に詳しいけど
コレがたった12台しか売れてないというのは
何となく納得する(笑)として、掲載された個体の仕様が
かつて見た事ある奴とまた違っていて驚かされた。
…あぁわかった。アレ多分'89年に発表した時のドンガラだわ。

リンク先にない情報としては、デザインを担当したのが
ケン・グリーンレイ。開発段階ではマーチ・エンジニアリング
(当時まだ辛うじてF1やってたっけ)の風洞にてテストして
いたらしいです。
Egの搭載方は縦置きだけど、センターデフを介して前輪をも
駆動する四駆なので、ちょうど日産MID4-IIなんかと同じく
前後逆(駆動ベルト類が後にくるレイアウト)になってます。
…まぁフツーのクルマ好きな金持ちなら、ミッドシップ4WDの
クルマ欲しけりゃBカーの市販モデルか、少し待ってポルシェの
カレラ4(RRだけどな)買うでしょうねぇ。

ご愁傷様でした。


ちなみに絵の方は、「パンサー」なので豹柄で女豹ポーズという
誠にしょっぱいネタだけど…どーでもいいですね。



【追記】
現オーナー氏が気分悪くされないよう、フォロー入れときました