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朝から死刑執行の速報が続々と流れる
オウム真理教の存在を知ったのはタイに赴任中の1989年、ニュースで見た坂本弁護士一家の殺人事件から
あれだけの容疑がありながら全然捜査が進まないもどかしさを感じ、それ以降何やら腑に落ちないモヤモヤから関心をもった

メディアでは一部過激に報道をしていたことも記憶に懐かしい 江川紹子、有田芳生、弁護団、連日テレビに出ていたもんだ

「ハルマゲドン(世界最終戦争)」がやってくるだの、「救済」という名の、日本国を支配する「王」になることを妄想していた麻原は化学兵器サリン70トンを東京にまいて首都を壊滅させる無差別大量殺戮を計画し、実際にサリン製造プラントを建設したわけで
長野の松本が祖父方の生家ということもあり、1994年松本サリン事件は衝撃的だった
だいたい化学兵器無差別殺戮なんていうのは映画の中のテロリストぐらいでしか見たことがなかったから何が起きたかわからないくらい驚いた
その化学兵器を作っていた土屋死刑囚が脱会を求めて逃げ込んだ「現代のお助け寺」として知られる茨城県の更生施設「仏祥院」には、我が家の歴代ペットがワンとニャン合わせて5体眠っていることもあり、住職さんにもお話を伺ったことがあったけど
拉致、誘拐はもちろん修行という名目であらゆる悪行三昧であったことは数年後明白になった
共に悪行を働いた信者も死刑執行となったが、そもそも悪を信じる道へ堕ちてしまった心の隙間のようなものが発端であったと
どうして信じてしまったか、そしてマインドコントロールされ、暗黒面へ堕ちていく自らを悔やみながら堕ちていったわけか
今日はその悪人たちが死刑となる とは言え、奪われた尊い命や精神的安堵な日常は被害者には戻ってこない
宗教の自由はあれど、もう少し早く警察や行政機関が介入することができたならと何度でも思う そう坂本弁護士一家殺害事件をもっともっともっと緻密に検証してほしかった神奈川県警、磯子署もそうか・・・ あれは1989年なんだから

世界の平和と日本の安全を心から祈るなう