今季の連ドラは3つに絞った。毎日ドラマを観ているわけにもいかないので。

 

一番面白いのはTBS日曜劇場の「アンチヒーロー」

 

真実はどうでもよく依頼主を無罪にすることが第一という悪徳弁護士が主役のドラマかと焦ったが、違った。

 

明墨弁護士(長谷川博己)はアンチヒーローではなく巨悪を倒すヒーロー。

 

しかしまだまだ謎がある。

 

毎週伏線を張りまくり、最終回までに全部回収できるのだろうかと思うほどだから、ネットでも考察の嵐。

 

視聴者が謎を巡り考察するというのが、最近の連ドラのヒットの傾向になっている気がする。

 

ヒロインの飛鳥(堀田真由)が魅力的だ。バイクで走るシーンもスタントではなく本人が運転しているのがカッコイイ!

 

堀田真由と北村匠海が並ぶと「教場」を思い出す。

 

ところで緋山(岩田剛典)は何者なのか?

 

本当に殺人を犯したのに無罪にしてしまったとしたら、やはり明墨弁護士はアンチヒーローになってしまうが。

 

ラスボスの伊達原(野村萬斎)は手ごわそうだ。

 

明墨は志水(緒形直人)を無罪にできるのか。本当に伏線の嵐!

 

出番は少ないが大島優子はやはりチャーミング。

 

青山(林泰文)は味方だと思うが、存在が謎めいているので何か裏があると疑ってしまう。

 

とにかく「アンチヒーロー」は面白い。

 

 

フジ水10の「ブルーモーメント」も面白くなってきた。

 

ヒロインの彩(出口夏希)が魅力的だ。

 

晴原(山下智久)は正論でも口が悪過ぎると第1話から思っていたが、まさかそれを面と向かって彩が指摘するとは!

 

灯(本田翼)がなぜ危険なほうへ走って行ったのか? その理由が早く知りたい。

 

沢渡(橋本じゅん)は、団結を乱す厄介な人間が入ってしまったと思ったが、敏腕だった。

 

気候危機、異常気象が日常になってしまっている現代にマッチしたドラマだと思う。

 

 

テレ朝火9の「Destiny」も面白い。

 

奏(石原さとみ)の名演技が光る。

 

石原さとみは37歳だが、女子大生の役に全く違和感がなかった。若くて可愛らしい。

 

そして現在の検事になった奏はスーツをビシッと着こなし、凛々しい。さすが石原さとみだ。

 

真樹(亀梨和也)とまさかの恋の逃避行? これはあり得ないというか、ドラマだなあと思ったが、大問題にならなくて良かった。

 

梅田(矢本悠馬)はさすがに真犯人ではないと思う。

 

ほかにも怪しい人間は何人かいる。

 

奥田(安藤政信)は気の毒な被害者に見えるが、本当に誠実で優しい医師だけの役なのか?

 

安藤政信だけに、どうしても俳優を見て怪しいと期待してしまう。

 

今夜は最終章突入で新聞のテレビ欄には「3つの事件 真犯人ついに判明!!」と書いてある。

 

少しでも謎が解けるか。

 

 

ちなみに日曜フジの「鬼滅の刃」も観ている。私は原作を読んでいないので、次の展開を知らないから毎週楽しめる。