2006年1.4東京ドーム。
新日本プロレスにジャイアント・バーナードが登場。
実況やリングアナのコールでは193センチと言ったが、186センチの中西学との身長差を見ると、もっと大きく見える。
プロフィールには201センチと記載されているが、レスラーの身長は結構わからない。
180センチない選手が180センチと公表するのはよくあることだ。
バーナードは1972年生まれでアメリカ出身。
アメリカンフットボールをやっていたが、教師を経験している。
1997年にプロレスデビューしたバーナードはWWEや全日本プロレスで暴れてきた。
「まだ見ぬ強豪」がいよいよ新日本プロレスに来襲。
バーナードを迎え撃つのは中西学だ。
日本の野人とアメリカの野獣が激突する。
ゴングが鳴った。力比べのロックアップ。
中西がボディにキック、ヘッドロック。
バーナードがロープに飛ばしてショルダータックルは互角。
何度もロープに飛んでショルダータックル合戦。
バーナードがロープに飛んでショルダータックルで中西を倒した。
バーナードがストンピング連打、ヘッドバット連打で中西をコーナーに追い込む。
助走をつけてバーナードが突進するが中西が両手で野人ハンマー!
中西が反撃の逆水平チョップ連打! ラリアット! ロープに飛んでラリアット!
バーナードが一回転して場外に転落したかと思ったが、見事に着地してすぐに中西の脚を引っ張り、場外乱闘へ。
中西をフェンスに叩きつけようとしたが、逆に中西がバーナードの肩を鉄柱に叩きつけた!
中西がストンピング、逆水平チョップ連打! バーナードが張り手!
場外で張り手合戦。中西がエルボー、手刀!
リングに上がる。中西が手刀、ヘッドバット連打、バックを取るがバーナードがロープをつかむ。
バーナードがボディスラムで叩きつけ、150キロがジャンピングボディプレス!
カバーに入るがカウントツウ。
バーナードがスリーパーホールド! 中西が苦悶の表情。
中西をコーナーに飛ばして激走したバーナードがラリアット!
5分経過。
もう一度バーナードがコーナーに飛ばして突進するが中西がカウンターのスピアー!
中西が逆水平チョップ連打! コーナーに飛ばしてローリングラリアット!
ローリングがいまいちタイミングが合わず威力半減。
中西がロープに飛んで野人ハンマー! ロープに飛んで野人ハンマー!
ロープに飛ぶ中西にバーナードがカウンターの地獄突き! スロートチョップだ。
バーナードがロープに飛ぶと中西がカウンターの野人ハンマー!
野人が叫んだ。150キロのバーナードを軽々と担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカー!
しかしバーナードが技をかけられながら中西にスリーパーホールド!
たまらず下ろした中西。バーナードが張り手! 中西が逆水平チョップ! 張り手とチョップ合戦。
中西がロープに飛ぶとバーナードがカウンターのスロートチョップ!
バーナードが中西をネックハンキングツリーからのパワーボム! 必殺ボルドーボムだ。
そのままカバーの体勢。カウントツウで中西が返した。
バーナードがセカンドロープに上がり、フライングボディプレスは中西がよけたが、よけきれない。
中西が横になったところにボディプレスをしたバーナードのダメージが大きい。
股間に誤爆したかバーナードが苦悶の表情で蹲っている。これは故意ではないアクシデントだ。
中西がロープに飛ぶがラリアットは相打ち!
バーナードのラリアットをかわした中西がバックを取ってジャーマンスープレックスホールド!
150キロを投げた。しかしカウントツウでバーナードが返す。
両手でマットを叩いて悔しがる中西。
中西がロープに飛ぶとバーナードがバイシクルキック! 強烈な二段蹴りだ。
パワーボムを狙うバーナード。粘る中西にバーナードがラリアット!
セカンドロープに上がったバーナードが今度こそフライングボディプレス!
カバーの体勢。カウントスリー! 中西返せない。
日米野獣対決はバーナードに軍配が上がった。
その後、ジャイアント・バーナードは新たな強豪外国人レスラーとして、新日マットで大暴れすることになる。