2006年1.4東京ドームで行われた宿命のライバル対決。
金本浩二VS大谷晋二郎。しかし今はヘビーとジュニア。
107キロの大谷と85キロの金本。20キロ以上の体重差がある。
大谷が日本刀を突きつけるが金本は一歩も下がらない。
ゴングが鳴るといきなり張り手合戦。
金本がローキック連打、膝にピンポイントドロップ、ドラゴンスクリューからのアキレス腱固め!
大谷もアキレス腱固め! アキレス腱固め合戦だ。大谷がロープをつかむ。
金本がローキック、ボディにバックキック、ロープに飛ぶと大谷がカウンターのフライングニールキック!
大谷が「立てほらまだ終わりじゃねえぞ」とパワーボム!
「立てこら、こんなもんじゃねえだろ」と大谷がキック、顔面ニー! 強烈な張り手!
金本も張り返すが、大谷の顔面張り手が凄い音。張り手合戦はやはりヘビー級の大谷が勝っている。
「来いよほら」と大谷がエルボー、顔面キック、逆水平チョップ! 一発一発が重い大谷。
金本をコーナーに追い込み、顔面ウォッシュ、顔面ウォッシュ、顔面ウォッシュ、ロープに飛んで顔面ウォッシュ!
「立てよほら」と大谷が張り手連打! 金本が張り返す。張り手合戦。大谷が喧嘩腰になる。
ダウンする金本に大谷が「こんなもんじゃねえだろおまえ立てこら」とストンピング!
金本をコーナーに飛ばして激走し顔面キック!
ついにキレたか金本が「なんだこらあ!」と目を剥き、大谷の顔面に痛烈ニー! 入った。
金本が頭部にハイキック! しかし大谷がバックを取ってデンジャラスバックドロップ!
5分経過。
大谷がロープに飛ぶと金本がフロントスープレックス!
金本がファルコンアロー! コーナーに上がってローリングセントーンはよけられた。
大谷がバックを取るが金本が素早く足首を取ってアンクルホールド! 大谷が苦悶の表情。
何とかロープをつかんだ大谷。
金本が張り手連打、ローキック連打、頭部にハイキック、ハイキック!
大谷をボディスラムで投げ、コーナーポスト最上段からムーンサルトプレス!
カバーの体勢。カウントツウで大谷が返した。
金本がフライングメイヤーで投げ背中にキック! 胸板にキック! カバーに入るがカウントツウ。
コーナーで金本が顔面ニー!
先ほどのお返しに金本が顔面ウォッシュ、ウォッシュ、ウォッシュ、ロープに飛んで顔面ウォッシュ!
もう一度ロープに飛ぶと読んでいた大谷がバックを取ってジャーマンスープレックス!
エプロンに立った大谷がスワンダイブ式ドロップキック! 顔面に入った。
勝負に出たか、大谷がスパイラルボム! カバーの体勢。カウントツウで金本が返す。
「スリーだろ?」とレッドシューズ海野に文句を言う大谷。
大谷が起こそうとすると金本がアンクルホールド! 大谷苦しい。ロープが遠い。
必死に這ってロープをつかんだ。
金本がロープに飛ぶと大谷がカウンターのジャンピングハイキック! 顔面に炸裂した。
バックを取った大谷がフルネルソン。粘る金本。
大谷がロープに飛んでキックを放つが、脚を払った金本がバックを取ってタイガースープレックスホールド!
カウント2.9で大谷が返した。
「嘘だろ?」という表情で金本が悔しがる。
10分経過。
大谷が張り手、顔面にグーパンチ! 金本ダウン。
大谷がバックを取ってフルネルソン。ドラゴンスープレックスホールド! カウントスリー!
やはり体重差か。最後は大谷が完勝。
しかし見事な好勝負だった。