2006年1.4東京ドームに曙が登場。新日本プロレスに初参戦だ。

 

第64代横綱の曙は11回の幕内最高優勝を達成している。

 

ライバルに貴乃花、若乃花、武蔵丸など強い横綱がいるなかで11回の優勝は誇るべき記録だ。

 

2001年に大相撲を引退し、2003年大晦日に、ナゴヤドームでボブ・サップと対戦したことは有名。

 

曙は1RにKOされて完敗だったが、曙VSサップの瞬間最高視聴率は紅白歌合戦を越えて話題になった。

 

その後、K-1や総合格闘技、全日本プロレスでファイトし、ついに新日本プロレスに参戦。

 

曙、吉江豊VSブラック・ストロング・マシン、ヒロ斎藤のタッグマッチ。

 

203センチ、210キロの曙は本当に大きい。隣にいる吉江が小さく見える。

 

最初は曙とマシンだ。マシンがロープに飛んでショルダータックル! 全く効かない。

 

マシンがロープに飛んでショルダータックル! やはり曙はびくともしない。

 

曙が突っ張り突っ張り突っ張りでマシンをコーナーに追い込み、突っ張り突っ張り突っ張り!

 

斎藤がカットに入り、後ろからパンチ! 

 

「何してるの?」という怖い顔の曙は、斎藤にも突っ張り突っ張り突っ張りで斎藤がダウン!

 

マシンがボディスラム・・・はさすがに無理。逆に曙がマシンを2階からのボディスラムで叩きつけた!

 

曙がロープに飛ぶがリング下から斎藤が脚を引っ張り、曙がうつ伏せにダウン。

 

マシンがストンピング! 斎藤がセントーン! マシンもセントーン!

 

カバーに入るが、曙が返すとマシンが吹っ飛んだ。どよめきが起こる。マシンも大きい部類のレスラーだ。

 

斎藤とマシンが二人がかりで行くが、曙が両腕で独りWラリアット!

 

吉江がマシンをボディスラムで投げ、ヒップドロップ3連発!

 

斎藤が吉江にエルボー! マシンがエルボー! 斎藤がDDTからセントーン、チンロック!

 

マシンが吉江にフライングメイヤー、エルボー、背中にキック!

 

斎藤とマシンが吉江にWヘッドバット! 斎藤がロープに飛ばすが吉江がショルダータックル!

 

マシンと斎藤が曙にWブレーンバスターを狙うが、曙が逆に独りWブレーンバスターでぶん投げた!

 

曙がマシンの腹に両足を乗せて全体重を浴びせた! これはきつい。斎藤にも全体重を浴びせた踏みつけ!

 

斎藤が苦悶の表情。

 

曙がマシンをロープに飛ばしてすくい投げから体重を浴びせて押し潰すM64!

 

必殺技が炸裂した。

 

曙がマシンを羽交い絞めにして吉江が突進するが、よけられた。ぶちかました吉江のほうが倒れる。

 

巨大な壁の曙。

 

吉江をコーナーに飛ばして斎藤が激走しエルボー! マシンがラリアットからDDT! 斎藤がセントーン!

 

斎藤がバックを取るが吉江がコーナーに押し込み、ヒッププッシュ!

 

曙がマシンをコーナーに追い込み、吉江が斎藤を振ってマシンにぶつけた。

 

曙は四股を踏むと、コーナーに突進して体当たり! マシンと斎藤はダウン。

 

吉江が斎藤にアバランシュホールド! ロープに飛んでフライングボディプレスはよけられた。

 

斎藤が吉江にセントーン! カバーに入るが曙がストンピングでカット。

 

マシンと斎藤が二人がかりで曙にローキック連打! これは効いているか。

 

斎藤とマシンが曙にWバックドロップ! ついに投げた。吉江にもWバックドロップ!

 

ダウンする吉江に、斎藤がセカンドロープからセントーン!

 

出て来る曙にマシンがラリアットを放つが、曙が捕まえて必殺M64!

 

曙が斎藤に張り手! 斎藤ががグッとなる。横綱の張り手は凶器だ。

 

曙が斎藤にのど輪! 2階からのチョークスラム!

 

吉江がコーナー最上段から斎藤にダイビングボディプレス! カバーに入りカウントスリー!

 

曙・吉江組が勝った。

 

曙は新日本プロレスに旋風を巻き起こすことができるか。