2005年1.4東京ドームで行われた巴戦。

 

長州力VS蝶野正洋VS天山広吉。

 

くじ引きでは、最初に蝶野と天山が闘う。先に2連勝した選手が勝利だ。

 

ガウンを着た天山がロープをくぐってリングインすると、蝶野がケンカキック!

 

しかし長州がロープに飛んで蝶野にリキラリアット!

 

くじ引きを完全無視して長州が蝶野と闘ってしまう。困惑する海野レフェリー。

 

長州が蝶野にサソリ固め! 怒った天山がエプロンに立つと、長州がボディにキック!

 

天山が場外に転落すると、長州が「たわけこらあ!」と蝶野にキック! 脚を取ってサソリ固め!

 

リング下には星野勘太郎総裁をはじめ、村上和成、柴田勝頼、柳澤龍志ら魔界倶楽部がいる。

 

長州が蝶野にキックを連打し、鉄拳! 海野がグーは反則と注意しても、長州は構わず鉄拳連打!

 

長州がロープに飛ぶと蝶野がフライングニールキック!

 

反撃開始か、蝶野がジャンピングパイルドライバー! 脚を捻ってSTFを狙うが、長州がロープをつかむ。

 

蝶野がヘッドバット、ボディブロー、ジャンピングパイルドライバー、バタフライロック!

 

長州が苦悶の表情。蝶野がそのままカバーに入るがカウントワンで長州が返す。

 

蝶野がコーナーポスト最上段に上がると、長州が雪崩式ブレーンバスター!

 

長州がロープに飛んでリキラリアット! 蝶野が場外に転落。

 

場外乱闘だ。長州が蝶野に襲いかかろうとすると、背後から天山が長州にキック!

 

天山が場外でパワーボムの体勢。しかし蝶野が天山にケンカキック!

 

5分経過。

 

蝶野がケンカキック! カバーに入るが長州がカウントワンで返す。

 

蝶野がロープに飛んでケンカキック! 倒れない長州がロープに飛んでリキラリアット!

 

カバーの体勢。カウントツウで蝶野が返した。

 

長州がロープに飛ぶと蝶野がケンカキック! カバーに入るがカウントワン。

 

蝶野がケンカキック! 長州がリキラリアット!

 

片膝をつく長州に、蝶野がシャイニングケンカキック! さらにスライディングケンカキック!

 

カバーの体勢。カウントスリー! 長州敗れる。 

 

天山が長州をストンピング連打で場外に蹴落とすと、蝶野にラリアット! ヘッドバット、モンゴリアンチョップ!

 

蝶野をボディスラムで投げ、コーナー最上段に上がる。

 

蝶野が雪崩式ブレーンバスターを狙うが、天山がヘッドバットで蝶野を落とす。

 

「ダイヤモンドよりも硬い天山の石頭!」と叫ぶ放送席だが、そんなわけはない。

 

エプロンにエスケープした蝶野に、天山がコーナーからダイビングラリアット!

 

エプロンでの攻防。天山が逆水平チョップ、ヘッドバット、ミドルキック!

 

蝶野がケンカキック! 天山が場外に転落。耳を切って出血。

 

リング上。蝶野がケンカキックからSTF! 天山がすぐにロープをつかんだ。

 

天山がモンゴリアンチョップ、ヘッドロックから首投げ、そのままアナコンダバイス!

 

蝶野苦しい。顔面パンチで逃れた。

 

天山がすぐに首投げからアナコンダバイス! 蝶野が苦悶の表情。またもや顔面パンチ連打で技を外させる。

 

10分経過。

 

天山がヘッドロック、蝶野がバックドロップ! すぐに立った天山がバックドロップ!

 

天山が蝶野をコーナーに追い込み、コーナー最上段に上がった天山がカーフブランディング・子牛の焼き印押し!

 

放送席の高山善廣が完璧ではないと指摘する。

 

天山がブレーンバスター! カバーに入るがカウントツウ。

 

天山がコーナー最上段からダイビングヘッドバット! バッファロースリーパー!

 

またもや蝶野が顔面パンチで技を外させる。怒った天山が胴絞めスリーパー!

 

天山の両肩がつくと、海野がワン、ツウ、ス・・・天山がカウント2.9で返した。

 

危うく藤田-健介状態になるところだった。危ない。それともわざとか?

 

天山がロープに飛ぶと蝶野がマンハッタンドロップからシャイニングケンカキック!

 

カバーの体勢。カウントツウで天山が返した。

 

天山がモンゴリアンチョップ、TTD、アナコンダバイス!

 

蝶野が立ち上がる。天山が投げ落とそうとすると、蝶野が金的キック!

 

反則でしか技を解けないという印象はマイナスでしかない。

 

そもそも海野の目の前での金的キックなのに、お咎めなし。

 

放送席も「これは痛いですね」「わかるだろ」と笑い話にしてしまっている。

 

15分経過。

 

蝶野がロープに飛ぶと天山がフライングニールキック! 

 

天山がシュミット式バックブリーカー! コーナー最上段からムーンサルトプレスはよけられて自爆。

 

狙っていたか、蝶野がSTFから天山の体を裏返して裏STF!

 

天山が苦悶の表情。きついのか。天山がタップアウト!

 

蝶野が2連勝で勝利したが、しっくり来ない。

 

金的攻撃が試合を台無しにしてしまう。なぜわからないのだろうか。

 

この試合が2005年で、令和の今でも金的攻撃が普通に行われている。

 

PRIDEやK-1を真剣に観戦してきたファンは、金的攻撃だけは容認できない。

 

総合格闘技やキックボクシングで金的に誤爆したら、どういう事態になるか知っているからだ。