大相撲初場所千秋楽

 

これより三役は照ノ富士、琴ノ若、朝乃山。大栄翔、翔猿、霧島。

 

 

大栄翔が朝乃山を引き落としで破り、9勝6敗。朝乃山は9勝止まり。朝乃山は休場が痛かった。来場所に期待する。

 

 

琴ノ若は翔猿を上手投げで破り、13勝2敗。初の優勝決定戦に駒を進めた。翔猿は7勝8敗で負け越し。

 

 

結びの一番は照ノ富士対霧島。照ノ富士が速攻。すぐに左上手を取ると吊った! 霧島は土俵下まで吹っ飛ばされた。

 

寄り切りで照ノ富士が勝ち、13勝2敗。強過ぎる。圧勝だ。

 

霧島は11勝4敗と普通の成績になり、準優勝でもないので、綱獲りは来場所、ゼロからのスタートとなる。

 

 

いよいよ優勝決定戦。横綱のV9か、琴ノ若の初優勝か。

 

琴ノ若がもろざし! しかし照ノ富士が小手投げから下手を取る。琴ノ若も投げを打つが、照ノ富士が素早く巻き替えて両下手!

 

こうなると苦しい。照ノ富士が寄る。土俵際、琴ノ若が粘るが、照ノ富士が寄り切りで勝ち、9回目の優勝を決めた。

 

強過ぎる!

 

 

照ノ富士を破った若元春が10勝5敗で殊勲賞。琴ノ若は技能賞。11勝4敗で素晴らしい活躍を見せた大の里が敢闘賞。

 

 

若隆景は7戦全勝で幕下優勝。西幕下筆頭なので来場所はいよいよ十両か。

 

 

宇良は6勝9敗と負け越しだったが、千秋楽に魅せた。

 

土俵際、伝え反りで竜電を破った。鮮やかなブリッジを決め、竜電を投げ落とした。ほとんどスープレックスだ。

 

両国国技館は拍手喝采。

 

 

本当に面白い見応えのある初場所だった。

 

日本相撲協会は臨時理事会を招集した。議題はもちろん琴ノ若の大関昇進についてである。

 

13勝2敗で優勝決定戦まで行った。大関昇進は確定的と言われている。

 

来場所、新大関となる琴ノ若の活躍が楽しみだ。