2004年1.4東京ドーム第2試合は、IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負。

 

王者・邪道&外道VSヒート、タイガーマスク。

 

怒りのタイガーが序盤から飛ばす。邪道にミドルキック連打、ローキック!

 

外道にもミドルキック、ローキック、ミドル、ロー、ハイキック!

 

さらに高速ブレーンバスターで叩きつけ、チキンウィングフェイスロックを狙うが、外道が必死にロープをつかんだ。

 

リング下から竹村豪氏が怒鳴りまくる。するとタイガーが竹村めがけてトペスイシーダ!

 

外道もトペを狙うがタイガーがかわして竹村に誤爆! 

 

タイガーがコーナーポスト最上段から場外の外道と竹村にダイビングボディアタック!

 

タイガーがダウンした竹村と外道を蹴りまくり、外道をリングに投げ入れる。

 

ヒートが外道にローキック連打! 脚にジャンピングニードロップを叩き込み、立ったままアキレス腱固め!

 

タイガーがコーナー最上段から外道にダイビングニードロップ! レッグロック、Wレッグロック!

 

5分経過。

 

邪道がタイガーに逆水平チョップ連打! 竹村と外道がコーナーの金具を剥き出しにしている。

 

タイガーがローリングソバット! しかし邪道がタイガーの顔面を金具に叩きつけた!

 

外道もタイガーを金具に叩きつける。

 

邪道がロープに飛ぶとヒートがカウンターのドロップキック!

 

タイガーがコーナー最上段から邪道にミサイルキック! 

 

邪道をボディスラムで投げ、コーナー最上段からムーンサルトプレスはよけられたがタイガーは着地。

 

タイガーがロープに飛ぶと邪道がラリアットを狙うが、かわしたタイガーが大外刈りで叩きつけ、ムーンサルトダブルニードロップ!

 

カバーに入るがカウントツウ。場外では外道とヒートが乱闘している。

 

リング上ではタイガーがローリングソバットからハイキックを狙うが、かわした邪道が金的パンチからクロスフェイスオブJADO!

 

放送席では、解説者は何も触れず、実況アナも一瞬の隙をついた急所攻撃と言っているだけだ。

 

プロレスのルールを知らない人は金的パンチも技の一種と思ってしまうかもしれない。

 

金的攻撃が技で反則ではないとしたら、それはスポーツでも格闘技でもないただのショーということになる。

 

10分経過。

 

外道がコンクリートショットでタイガーの顔面をマットに叩きつける。

 

カバーに入るがカウントツウ。

 

外道がジャーマンを放つが回転して着地したタイガーがオーバーヘッドキック!

 

ロープに飛ぶ外道の左膝にヒートがピンポイントドロップ!

 

外道の痛めた左膝を徹底的に攻めるヒート。左脚にキック連打から膝十字固め!

 

苦悶の表情の外道が何とかロープをつかんだ。

 

ヒートがローキック連打、ミドルキック、ハイキック!

 

外道がコンクリートショットを狙うが、ヒートがエルボー連打から外道の顔面に強烈なハイキック! 入った。

 

ダウンする外道だが、邪道がヒートにラリアット! タイガーが邪道にドロップキック! 外道がタイガーにコンクリートショット!

 

ヒートが外道をスクールボーイで丸め込むがカウントツウ。

 

外道がマンハッタンドロップからのDDTを炸裂し、カバーの体勢。カウント2.9でヒートが返した。

 

コーナー最上段から外道がスーパーフライを放つが、ヒートが両膝で迎撃!

 

タイガーが邪道にハイキック! ヒートが外道にフィッシャーマンバスター!

 

カバーの体勢。外道がカウント2.9で返した。

 

ヒートが膝十字固めを狙うが外道が丸め込んでカウント2.9! 危ない。

 

もう一度、ヒートが外道に膝十字固め! 

 

エプロンにベルトを持った竹村が立つが、レフェリーのマーティー浅見が竹村をエプロンから下ろした。

 

外道は自力でロープをつかむ。

 

15分経過。

 

ヒートがロープに飛ぶと外道が膝にキックを放ち、外道クラッチを決めたがカウントツウ。

 

いつの間にかベルトがリング上に。外道がヒートにベルトラリアット!

 

すぐにベルトを蹴って証拠隠滅した外道が、コーナー最上段からスーパーフライ!

 

カバーに入るがヒートがカウントツウで返した。大拍手が巻き起こる。

 

ヒートがジャパニーズレッグロールクラッチを狙うが外道がカウントツウで返す。邪道がヒートにラリアット!

 

タイガーが加勢に行こうとするが、リング下から竹村がタイガーの脚を引っ張る。

 

邪道と外道が合体殺法! コーナーからスーパーパワーボム!

 

ダウンしているヒートに外道がコーナー最上段からスーパーフライ!

 

カバーの体勢。まさかのカウントスリー! 王座防衛。

 

竹村がヒートの覆面を完全に奪ってしまい、マスクを掲げる。

 

慌てたセコンド陣がヒートの素顔を隠した。

 

タイトルマッチだというのに乱入や反則攻撃が平然と許される。

 

ヒートが、IWGPは世界最高峰のベルトではなくなってしまったと嘆くが、頷ける。

 

ベルトの価値は試合内容で決まる。