1996年6月17日、日本武道館で行われたUWA世界ライトヘビー級王座決定戦60分1本勝負。
金本浩二の骨折によりベルトが返上され、大谷晋二郎と桜庭和志がベルトを懸けて闘う。
ゴングが鳴ると桜庭が速攻。ミドルキック連打からバックを取ってジャーマンスープレックス!
大谷が場外にエスケープ。
リングに戻った大谷に、桜庭がスープレックスからアームロック、腕十字固め!
大谷がディフェンスしてロープブレイク。
桜庭がミドルキック、左右の張り手から膝蹴り連打、フロントヘッドロック。
桜庭がタックルして倒し、逆エビ固めを狙う。大谷が粘ると桜庭がストンピングから膝十字固め!
しかし大谷が上になり膝十字固め! 桜庭が苦悶の表情。何とかロープをつかんだ。
桜庭がミドルキックを放つが脚を取った大谷がアンクルホールド! 桜庭苦しい。
ロープに逃れる桜庭だが大谷が技を放さない。ブーイングが起こる。
大谷がローキック連打、脚にストンピング! 桜庭が脚を取って倒し、膝十字固め!
桜庭が技を外してアームロック! とことんUWFスタイルで攻めまくる。
大谷が叫んでいる。効いているのか。何とかロープをつかんだ。
桜庭が逆エビ固めを狙うが大谷が膝十字固めに切り返した。桜庭が大谷の背中にキックを連打する。
桜庭がスリーパーホールド。
5分経過。
桜庭が胴絞めスリーパー! チョークとレフェリーが注意すると、桜庭が腕十字固め。
大谷が防ぎ、ローリングソバット、エルボー! ロープに飛ばして・・・いや、桜庭が拒否。
大谷がロープに飛ばそうとしても桜庭がロープをつかんで飛ばない。
怒った大谷がボディに膝蹴り連打からバックを取ってジャーマンスープレックス!
コーナーポスト最上段に上がった大谷がミサイルキックを狙うが桜庭が冷静によけて、サソリ固め!
大谷が苦悶の表情。必死の形相で這ってロープをつかんだ。
桜庭がボディに膝蹴り連打から頭部にハイキック! 大谷がダウン。
エプロンに立つ大谷に桜庭が張り手連打! 大谷も張り返す! エプロンとリング内で張り手合戦!
大谷が張り手連打からスワンダイブ式ドロップキック! 決まった。
大谷がバックを取ってフルネルソンの体勢。ドラゴンスープレックス!
桜庭ダウン。大谷がチキンウィングフェイスロック! 桜庭苦しい。桜庭がタップアウト!
大谷強し。序盤は桜庭の圧勝もあるかと思われたが、大谷が底力を見せた。
UWFスタイルに対応できる技術力を発揮できるのは、やはり新日道場の実戦スパーリングの成果か。