1994年4月16日、両国国技館で行われたスーパーJカップ決勝戦・時間無制限1本勝負。

 

過酷なワンデイトーナメントを勝ち抜いてきたのは、新日本プロレスのワイルド・ペガサスとみちのくプロレスのザ・グレート・サスケ。

 

ともにシード選手だ。

 

 

ペガサスがネックロックからフライングメイヤーで投げるが、サスケが着地してどよめきが起こる。

 

ペガサスがリストロック。逆水平チョップ連打、エルボー連打!

 

サスケがペガサスをコーナーに飛ばすとサスケがペガサスの体を蹴って後方宙返り!

 

怒ったペガサスが突進するとサスケがハイジャンプで飛び越えた。

 

タイガーマスクとダイナマイト・キッドを思い出す。

 

ペガサスが両脚を取って逆エビ固めを狙うが、サスケがボディシザースドロップでぶん投げる!

 

サスケがローリングソバット! ペガサスが場外に転落するとサスケが走るがペガサスが遠くへ行って防御。

 

リング上。ペガサスがフライングメイヤーから首4の字固め。

 

サスケがWレッグロックに切り返し、サーフボードストレッチから弓矢固め! 崩れた。

 

ペガサスがラリアット! バックを取ってジャーマンスープレックスホールド! カウントツウでサスケが返した。

 

サスケがロープに飛んでフライングニールキック! 助走なしのフライングニールキック!

 

さらにボディスラムからギロチンドロップ!

 

カバーに入り、ペガサスがカウントツウで返すとサスケがアームロックから腕十字固め。

 

ペガサスがパワーボムを狙うがサスケがアームホイップ! 

 

ペガサスがラリアット! ブレーンバスターの体勢で持ち上げてサスケのストマックをトップロープに叩きつけた!

 

エプロンにエスケープしたサスケにペガサスがエルボー連打、逆水平チョップ連打、セカンドロープからフライングエルボー!

 

両者場外に転落。

 

先にペガサスが上がるがサスケは場外でダウン。サスケコールが起こる。

 

リング上。ペガサスがフルネルソン。サスケが粘るが、ペガサスが強引にドラゴンスープレックスホールド!

 

カウントツウでサスケが返した。

 

ペガサスがボディスラムからコーナーポスト最上段に上がり、ダイビングヘッドバット!

 

決まってしまった。カバーの体勢。カウントツウでサスケが返す。ド根性だ。

 

ペガサスがパワーボム! サソリ固め。ロープに飛ばして風車式バックブリーカー!

 

ペガサスがロープに飛ばしてドロップキックは不発。

 

サスケがロープに飛ばして風車式バックブリーカーはペガサスが交わしたがサスケがラリアット!

 

サスケがロープに飛んでラリアットを交わしたペガサスがバックに回り、ジャーマンスープレックスホールド!

 

カウントツウでサスケが返す。タフだ。

 

ペガサスがコーナーに飛ばすがサスケが軽々とコーナーに飛び乗り、フライングボディアタック!

 

サスケがローリングソバット! ペガサスが場外に転落。

 

行くかサスケスペシャル。側転してトップロープを越えてひねりを加えたムーンサルトアタック!

 

リング上。サスケがローリングソバット! バックを取ってジャーマンスープレックスホールド!

 

ペガサスがカウントツウで返す。

 

サスケがフィッシャーマンズスープレックスホールド! カウントツウ。

 

サスケがコーナー最上段からミサイルキックはペガサスがよけた。

 

エプロンにエスケープするサスケにペガサスがブレーンバスターを狙うが、サスケが逆に場外にブレーンバスター!

 

リング上。サスケがドロップキック! ペガサスが場外に転落すると、サスケがコーナー最上段からミサイルキック!

 

両者ダウン。サスケは脚を痛めたか。何とライガーがサスケに声をかけている。

 

リング上。サスケがミドルキック、ボディスラム! コーナー最上段に飛び乗り、ラウンディングボディプレス!

 

カウントツウでペガサスが返した。

 

サスケがコーナー最上段に上がるが、ペガサスが背後から雪崩式バックドロップを狙う。

 

サスケが顔面にエルボーを連打してペガサスが転落。

 

しかしすぐにペガサスがコーナーに上がり、雪崩式サイドスープレックスで思い切りマットに叩きつけた!

 

ペガサスが片エビ固め。ワン、ツウ、スリー! サスケ返せない。

 

優勝はペガサスだ。しかしサスケは、今大会の主役の座を奪ったような大活躍を見せた。

 

 

数多くの名勝負を生んだ第1回スーパーJカップは、予想以上の大成功で「伝説」になった。