教育実習が終わっても

私にはまだとならなければならない教科が

10教科超くらい残っていました。

 

目標は3年で修了、でしたが2年でいけるかもしれない。

何とか最短、最大で突破する方法を考えたい!

 

残り3回のテスト。

一度に受けられるのは4教科まで。

さらに残っている教科がまんべんなく

違う時限に散らばっていないと重複していてはどちらかしか受けられません。

入学当初からなるべく後で重ならないように受検してきましたが

どうしたってきれいには分散されない。

 

一回でテストをパス出来なければ予定も狂うし

夏期スクーリングでいけそうなもの、分散させなくちゃいけないものを

厳選しました。

パズルみたい。組んでるときからずっとドキドキする。

 

間違ってないかなぁ、とか

落ちたら修了が延びるなぁ、とか。

 

第二回テストでは

 

一時限目ニコニコ 英語科教育法I

二時限目ニコニコ 受験ナシ

三時限目ニコニコ 情報概論

四時限目ニコニコ 教育相談

 

を受検することに決めました。

試験を受けるにはレポートを提出しなくては。

 

英語教科法Iは、教育実習をする前に少し手を付けてあったし

実践で内容の理解が深まったことで楽しい教科でした。

問題は情報概論。全分野を理解してまとめることがテストで出来るかなあ、

ととっても不安に。

レポートも引用先なども含めて吟味しました。

未知の世界だったからちょっと楽しかった。

なので書店でITパスポート試験の問題集を購入し、

合わせて勉強しました。

 

第二回の試験は6月です。

うぅ、ドキドキ目

いよいよ実習の日々が始まりました。

事前に指導教員となってくださる先生と打ち合わせをして

どんな教科書や、副教材を使っていて

進度がどのくらいかなどをお聞きしました。

 

実習先の高校はICT化が進んだ学校で、

出来ない、というわけにもいかず、覚えるしかない。

パワポはもちろん、ロイロノートやGoogleクラスルームを

駆使して授業されていました。

短期間でこれもまた挑戦だった。

 

英コミュI、英表I、英コミュIII

を担当すると聞いてちょっとドキドキ。

特に英コミュIIIは内容も深くて毎回の授業の展開に

悩んで。

教科書を手元に一か月くらい前から指導案を作り続けました。

当然ながら、実践ではまったく違った展開になるので

教育実習から帰ってきて夜中まで指導案を一から作り直したりしてました。

 

最初はがちがちに緊張していて一方的な授業しかできなかったように

思います。

校長先生がある日お忙しい時間を割いて、一対一でお話してくださいました。

とても感動していい学びをさせてもらいました。

 

指導教員の先生も根気よく、一つ一つ指摘してくださった。

 

他の教科の先生方の授業もたくさん見る機会をくださり、

充実した、新鮮な新しい世界でした。

 

学校は授業だけでなく実にいろんなことをこなさなければならないんだな、

ということも身をもって知り、

朝登校してから下校まで生徒の様子を見る、という意味も教えていただきました。

 

ロイロノートも使うことが出来

最後の研究授業では動画を用いて

What is typical heroes?  What is real heroes for him?

を題材に授業を無事に終えたときは体の底から鳥肌がたつくらい感動。

 

実習ノートには克明にその時の状況や様子を記してあり

今見返しても鮮明にその時の気持ちまで振り返ることが出来ます。

 

生徒たちにも色紙をもらってかけがえのない時を過ごすことが出来ました。

お腹を壊しても、怖くても

えいっと

経験してよかったな。

次年度の春に教育実習をお願いするために

一年前の4月から行動しました。

公立学校は3月に先生方の移動があるため

新年度をまって連絡しました。

 

何をどうしていいものかわからなかったのですが

まずは電話で教育実習受け入れ可能かどうかを問い合わさせていただきました。

お会いして詳細を伝える機会をいただいて

その際ン年ぶりに母校を訪問。

 

中学校がよかったけど

母校の中学校は息子が現役で在学中。

担任の先生とか校長先生とか保護者と、教習生の立場を考えると

緊張が倍増し、かなりややこしくなるので難しそうだけど

高校にチャレンジすることに。

息子も絶対来ないで、なんて顔してるし。

 

高校のアクティブラーニング、どのように始まっているのか、

はじめる前の準備段階ならどんなふうに準備されているのか

学校英語の指導方法は自分が思いこんできたものとどのくらい差があるのか

 

そんなところも教わりたかったので思い切って高校に教習をお願いすることに

決心したのですよ。

 

その後受入依頼書作成願いなるものを作成し、受入内諾書というものを学校に送付し、学校から正式に書類を送ってもらう。

その前に教育実習の事前指導を受けたり、と一年はあっという間に過ぎました。

事前指導は

教育実習に行く前の心得のようなもので、やはり受講してよかった、と

思う科目でした。

レポートも大変でしたが、全体講演をしてくださった先生の

お話が本当にためになりました。

どんな心構えで教育実習に臨むのか、

覚悟みたいなものをきりっと引き締めるきっかけに。

 

ま、でもこの期に及んでも

私、本当に教習に行くの?

とこの一年は事あるごとに教習を思い浮かべ、

キリキリと緊張で胃が痛む毎日だったな。

 

教育実習の期間はほかの科目の勉強をしている余裕がないとのことで、

取れる分だけ進めておこうと科目習得試験も毎回めいっぱいの4教科、

レポートは一通出したら次にとりかかる、という方法で進めました。

 

3月くらいになると高校からお電話をいただいて

事前打ち合わせの日程や実習の細かいスケジュールを確認。

同時期に他に二人教育実習の方がいらっしゃることを聞いて

少しだけ気が楽に。

社会科と体育科の先生だって。

 

いよいよあと一週間、てところで

あんまりご飯も食べられなくなり、落ち着かない日々をすごしておりました。