空のケージ……ウロコはいない
いつもの毛布……コハクもいない
……相方さんまで。
みんないなくなりました。
誰もいない自宅は、しーんと静まり返って……ません!
ゴリゴリ、バリバリ、ゴインゴイン
とんでもなくうるさい音と、不快な振動の中でひとり過ごすさわらびです。
騒音のもとはマンションの外壁工事。
リビングの裏側でタイルのはつり作業をしているので、すさまじい音がします。
仕事で動けないさわらびを残し、たまらず逃げ出した3人。
ボンドを使う工事なので、ウロコに何かあってはと思い、相方さんの実家へ工事終了まで2週間の疎開です。
さほど臭わないと説明は受けましたが念のため。
もし何かあったら後悔するので。
小さくて弱っちいウロコさんには何かと気を遣います。
フライパンは鉄製しか使わない、ホットプレートは御法度、自宅でたこ焼きしない(関西人としてはちと辛い)のも同じ。
フッ素コーティングのフライパンやホットプレートを使っていて大丈夫なお宅があるのは知ってるけど、自分たちが多少の我慢でリスク回避できるならと、我が家ではなるべく安全なほうを選んでいます。
さて、実家でのウロコさん。
まだ慣れていない緊張感のある表情です。
コハクは大好きなジジババのあいだで自由気ままにしています
実家にはジャックもいます
そのジャックのゴハンを盗み食いしてお腹を壊したコハク
ジャックは市販のドッグフードを食べているので、胃腸が弱いコハクには食べられません。
盗み食いは自業自得ですがかわいそう。
幸いすぐに復活したようでよかったです。
3人を送り届けた日、自分の実家にも顔を出してきました。
2020年の11月に老衰で犬のはなちゃんが逝き、ペットロスになっていた両親は、昨年2021年の8月から猫のはなちゃんを飼い始めました。
飼い始めた頃の写真です。
そのネーミングセンスにも驚きますが、半世紀以上も犬を飼ってきたのに、この歳からの宗旨替えはなかなかのサプライズでした。
40年間さわったこともなかった鳥を、自ら思い立って飼い始めた自分のルーツが少し判ったような気がします。
で、1年経ってから初対面したはなちゃん。
大人の顔になってました。
美人だしきれいなキジトラ模様。
特に手がとても美しいです。
上手に写真で隠せてますが、はなちゃん実はちょっと太り気味。
立っている時に横から見ると、前脚と後脚のあいだがムササビのようにだらんとしています。
5kg(コハクより1kgも重い)あるそうで、あと少しで肥満だとかかりつけの先生に言われ、ようやく食事制限を始めたそうです。
次回会う時までにダイエットは成功しているのでしょうか。
さて、ひょんなきっかけで束の間の自由を手に入れたさわらびですが、仕事はやけに忙しいし、朝晩がすっかり涼しくなったせいか、心に秋風が吹き込んできてスースーします。
みんな早く帰ってこーい。
また更新します。