💮2024/3/7

 

 

 

 

「新世」4月号 冒頭の新世言 

 丸山敏秋理事長

「虫たちと生きる」

 

 

都市部やマンションに住んでいると

虫の存在を意識することが

少なくなっているかもしれません。

 

 

夏になればセミの鳴き声だったり、

蚊に刺されたりすることもあります。

 

 

私は寒がりなので、

冬より夏の方が好きなのですが、

夏は外での作業の時は虫除けスプレーが

手放せません。

 

 

その昆虫に関してですが、

世界に現存する動物種の

約7割が昆虫で2億5,000年前

からたくましく生存して

きているそうです。

 

 

ですが、

絶滅に瀕している世界の動植物100万種

の約半数が昆虫でもあるそうで、

その要因は「人の活動」

に関係しているのだと言うことです。

 

 

「人の活動」の要因の一つは

農地化や都市化による

生息地の縮小と生育環境の悪化

 

 

第二の要因は、汚染物質、

特に殺虫剤と侵略的外来種だそうです。

 

 

生態系の中では

害虫も益虫のエサになっている

場合もありますので、

害虫を殺せば、

益虫も生存できなくなります。

 

 

日本語では「虫が好かない」

「腹の虫がおさまらない」

「虫の居所が悪い」など、

心の類義語として虫が使われる

場合があります。

 

 

我々にとっても「虫」

と言うのは身近な存在

だったわけですね。

 

 

倫理法人会の活動指針に

「自然を畏敬・親愛し、

地球人たる自覚を深め、

環境の保全と美化に貢献する」

 

 

虫たちが活動する季節

になっていきますが、

虫も私たち人間も地球で

生きている者同士」

ですので仲良くして

いきたいものです。