(その28のつづき)
さて、フージェールにて選手たちを見送った後
「もう、この場所に居る理由はない」と、多少オーバーな表現ですが、先を急ぐことにしました。

向かうは、この日2013年7月11日、ツール・ド・フランス第12ステージのゴール地点であるトゥール

道中、やはりと言っていいくらい、レース集団に行く手を阻まれてしまいました。
でも、今回は全く道が無い、ということはなく、高速道路(自動車専用道路?)に乗るまでに、それなりに手こずっただけで、選手たちより先にトゥールに到着出来ました。

が、、、、(苦笑

まぁ、「が、、、」の理由は後日、追々書くとして・・・ヾ(・∀・;)オイオイ(←意味なし)
とりあえず、この日のお宿に到着(とうちゃこ)

イメージ 1
宿のお名前は、画像を見て頂いたとおり「QUICK PALACE」
所謂、バジェットホテルってやつです、はい。



















この画像に写っている玄関扉の左側に端末があって、そこにWebで予約した時に発行される予約番号を打ち込むと、予約情報が出てくるので、間違っていなければそこで宿泊料を支払い(カード可)玄関が開くシステムになっています。

結構ハイテクでしょ?と言うか、逆に日本のほうがシステム化が遅い、という印象を受けることがたまにあります。(超個人的な印象ですよ)私はそこまで、海外によく出掛けるほうではありませんがね。
少し話はズレるかもしれませんが、「クレジットカード」について言うと、今回のフランスや、たまに行くアメリカでは、カードが使えない店なんて殆ど無いです。日本のほうが、現金しか使えないお店って、結構いっぱいある印象です。

カードで支払うことが、良いことか悪いことかは別として、顧客への「選択肢」として、日本でも、もっとカードで支払えるお店が増えるといいな、と思います。

最初、このシステムが分からず、たまたま同じくこのホテルに宿泊されている男性(ロードレーサー乗り、50歳位)がサイクリングから帰ってきたところで、困っていた私を見つけて親切に教えて頂き、問題なくチェックインすることが出来ました。

ここはほんとに安かったです。確か40ユーロくらいだったかな?だから5000円くらい?
私が、フランスで泊まった中で一番安かったというだけで、これが日本だと、東京だと5000円くらいですが、少し地方都市に行けば、3000円台かな?ってくらいの設備でした。可もなく、不可もなく、必要最低限と言った感じです。

イメージ 2
唯一、シャワールームの画像だけ残していたので、アップしておきます。

シャワー浴びる度に、便器がビチョビチョになっちゃいます。

この画像を撮り終えて、ふと気になった箇所が、、、














イメージ 3

その箇所へズームイン!

何やら、シャンプーが入っているであろう、ボトル?容器を見ると、「ボディー&ヘアーシャンプー」と書いているではありませんか!

「えっ?フランスの人って兼用なの?」

正直、私はかなり抵抗がありました。まぁ頭皮も「皮膚」ではありますが、ちょっと違うんでねーの?って、はい。








シャンプーと言えば、この旅に出る前に色々調べていて知ったのですが、「フランスのホテルにはシャンプーが無い」ということ
それで、成田を経つ直前に、そのことを思い出し、「うーん、どうしようかなぁ~」って、さすがに1週間弱の滞在中、頭洗わないわけに行かないですからね。

往路については、「飛行機に荷物を預けないでおこう」と予定しておりました。荷物はドイターの30Lバックパックと財布等を入れておくポーチだけ、フットワークを軽くしておきたかったので、荷物は最小限にして臨んだのです。

シャンプーといえども、機内に液体品を持ち込むことが出来ない、日本で売られている大半のシャンプーは「液体」であることは言うまでもありませんが。

成田空港内で換金を終え、売店をウロウロ、そこで見つけたのが、固形シャンプーならぬ「紙製」シャンプーでした。
「オブラート」のような形状のそれは、サイクルコンピューターくらいの大きさのプラスティック製容器に何十枚か入って、値段は忘れましたが、それなりにした記憶だけがあります。

敢えて画像アップはしませんが、これがまた酷い代物で、全く泡が出ないしスッキリもしない。
でも、後々思ったのは、フランスと日本の水の質について
日本は「軟水」なのに対しフランスは「硬水」、もしかしたら、それが泡も出ないしスッキリしない理由だったのでは、と
私が買ったそれは、品質が悪い、というわけではなく、フランスには合わなかったのかな、と。

そして、ついでに書かせて頂きますが、それは「水」について
実は私、恐らくこのシリーズが始まって、まだ書いてないと思うのですが(重複してたらゴメンなさい・・・)フランスに入って2日目くらいから帰国するまでの間、どうもお腹の調子がよくなかったのです。ずーっと、ゆるーく、お腹を壊している状態でした。

加えて、滞在中の連日の緊張感から、殆ど食欲というものを感じることが出来ず、なんとか無理やり口に食べ物を入れている状態だったので、あの1週間弱の滞在で、痩せた、というより、かなり、やつれて帰ってきてしまいました。
(まぁ、今振り返れば、楽しかった思い出ですが)

恐らく、お腹を壊していた原因の1つは「硬水」にあったのでは?と帰国してから気づいたのです。
元々、お腹が強い方ではないので、それと環境の変化もあったと思うのですが。
勿論、生水を飲むことはありませんでしたが、口にした食べ物を洗った、若干それに付着した水とか、歯磨きして口をゆすいだとか、そういうふうにして微妙に体内に入ったことで、そうなったのかな?なーんて考えちゃいます。

まぁ、ようは自分が弱いってことなんですがねー、、、

話はホテルについて戻りますが、先程書いたとおり、値段が安かったのと、従業員が(見る人すべてが女性だった)凄く親切かつ、フレンドリーで、印象に残っています。

(ホテルの詳細は、こちらへどうぞ)
ここに出演されている?お姉さんがカウンターに居られ、挨拶させてもらいました。年齢は私と同じくらい?少し上?下?まぁどうでもいいですが(笑)すごく綺麗にされてるな、という印象を受けました。
サウナに入っているシーンもあるようですので、興味のある方はどうぞご覧あそばせー。^^

もし今度、トゥールに行くことがあったら、是非もう一度利用したいですね。

というわけで、宿に無事チェックインし、ゴール地点での観戦に向かうため、今度は中心街に向かうのでした。


今日はここまで、その30につづく