その4のつづき
(今日はちょっと長いんで覚悟してくださいよ~( ̄∀ ̄*)イヒッ )

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時間は午後9時になろうかと言うところ。
あと、100Km走れば仮眠できる!よっしゃ!行くか!

走り出してまもなく14時間。そういえばお尻。。。痛くなかったよな~。感じるのを忘れてた!って言うか、麻痺しちゃってるわ。( ̄∀ ̄*)イヒッ

しばらくは平坦基調で交通量も少なく走りやすい道が続きました。
新宮市内に入り、(とうとう新宮か!)大きな橋(熊野川橋)を渡ろうかというところで、後方からルックお父さんが追いついてきて、何やら叫んでおられました。
何をおっしゃってるのかなーっと思いながら道なりに進んでいくと、お父さんは右端の歩道の方へ。

むむ?ミスコース?それはないでしょ?

橋を渡ってすぐ左・・・っと・・・あれれ???左に行けない!あぁ~なるほど、お父さんはこの事を教えてくれてたんだ!了解!
でもな~戻るのも面倒だし、このまま行ってみるか!

結局、この選択は間違いではありませんでした。橋を越えてすぐ「国道42号線左」の看板が出てきました。
その通りに進んでみると、道は半円を描いて予定通り「橋を渡って右へ」行くことが出来ました。よかった。よかった。

そのまま走りながら、ふと、ボトルの飲料が切れかけている事に気付き、やむなくストップ。少し前を行くルックお父さんとはそのまま遥か彼方へ。(海原はるか・かなた・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!!)
自販機でスポーツドリンクと水の500MLを一本ずつ購入。
ブルベ専用750MLボトルに半々に割って、残りは500ML一本にまとめて背中のポケットへ。(無理に飲んじゃうともったいないので)

又、改めてスタート。いつの間にか三重県にも突入してました。
しばらく走っていると、後方から何か「ワーワー」という車が近づいてきました。
「なんじゃろ?」っと思ったらブルベ・スタッフの車でした。私に激励してくれていたみたいで・・・ども!その節は有り難うございました!

相変らず、暗く寝静まった街中を走りつづけました。
途中、結構大きいオークワ(関西圏では有名なスーパー)があって・・・もう閉店してるかな?でも看板には「夜23時まで営業」って書いてるし・・・と言う事はもう23時越えてるのかな?
サイコンは暗くて見えないし、いったい今何時なんだろ?そんな状態でした。

その内、もの凄く明るい建物が・・・やっぱりオークワでした。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!!
ちなみにこちらは24時間営業のね!( ̄― ̄)ニヤリッ

幾つかの川を越えて(なんていう川だったんでしょうか?)
いくつかの道の駅を越えて(残念ながら「まんぼう」ではありませんでした)次の要チェック地点の木本トンネルへの分岐点が近づいてきました。

木本トンネル(きのもと)

一度、国道42号線とおさらばしてなければなりません。というのも、このまま道なりに出てくる「鬼ケ城トンネル」は自転車通行不可なのです。

サイコンの積算距離とキューシートの距離を注意深くチェックしていきます。
誤差は約4キロ。。。そろそろその「木本トンネル」へ向う交差点「木本」が出てくるはず。
暗がりの中、かすかに信号機の横についている看板「木本」を発見。
おぉ~ここか!よっしゃ無事発見できた!ではココを左折。そしてすぐ右折。

と、そこまでは良かったんです。

しばらく賑やかな(可愛く賑やかな)通りを直進すると道がY字に分岐するではありませんか!
「うん!?どっちや!?」
まずは右へ行って見ました。すぐに道が途絶えているようでした。
(結果的は右だったんですが、暗くて先が見えなかったんです)

これは間違いや!とすぐ戻って今度は左へ
しばらく進むと川沿いの道が出て来ました。横には小学校?らしき建物が。
しばらく進むと又、Y字に分岐。えぇ~どっちだろ???
(この時点では、ミスコースかな?程度に考えていた)

とりあえず右へ、でもすぐに行き止まり。この時、右はもう道がないと判断。
又最初の分岐点へ戻る。
キューシートとは別の地図を眺める。やっぱりココを右か~(間違いだったのに、この呪縛からまだ抜け出せなかった)
又、同じ道を行くことに。川沿い、横に小学校?また同じ道。
今度は先ほど、道がないって決め付けてしまった左へ
しばらく進むと結構な急坂に。もしや!これで合ってるかも!?

その夢むなしく。。。行き止まり。やれやれ~
仕方なく逆戻り、もう2度目。こりゃ~30分はロスしてるわ。
又、最初のY字分岐点に戻り、もう一度じっくり考えてみました。

最悪、「自転車通行禁止」道路を無理やり通ってしまう事も視野に入れて・・・( ̄∀ ̄*)イヒッ

すると・・・こんな夜中なのに、子供を抱いた(しかもかなりの幼児)女性が歩いていくではないですか!
もう~藁をも掴む勢いで「す、す、す、スビバセン・・・」(って実際はこんなにドモリませんでしたよ~)
「木本トンネルってどこですか?」
「あぁ~真直ぐですよ!」
「真直ぐですか~助かりました!」

真直ぐ進むと言われても、、、やっぱり、どうもよく分からない。ホントに真直ぐなの?(ホントにそうでした)
観光用たて看板で確認してもよく分からない。こりゃ~やっぱり「自転車走行禁止」に行くしかないかも!?

すると。。。まだ私は神に見放されてはいませんでした。
又、この真夜中の田舎町(あっ!失礼しました)に突如現れた!綺麗なお姉さんが!歩いているではありませんか!

うぉ~!!こんな事ってあるのか!見るからに地元の人って感じ!これは絶対イケる!
又、意を決して「すみませ~ん。。。木本トンネルってこっちですか?」
こんな真夜中にヘルメットにグラサン、タクリーノジャージのホントに怪しい男に見えたと思います。ハッキリ言って悲鳴をあげられても太刀打ちできなかったでしょう。

すると、そのお姉さん(ホントに美人だった)こんな男にホントに優しく丁寧に
「ハイ!ココを真直ぐです。」
「ここを?ですね?」
「ハイ!すぐわかりますよ。」

このお姉さんの一言で決断しました。よし!もう何が何でもこの道を真直ぐ行くしかない!
少し上りがあり、ゆるやかに左カーブをこなすと・・・暗闇の中に現れた蛍光灯の光!

おぉ~!!見つけた!

入って行くとホントに小さなトンネルでした。いつの時代に作られたものでしょう。

http://r-arena.net/trip-pieces/tokai-hokuriku/033_Kinomoto/

総天然、素彫りトンネル!恐らく今のような工作機械がなかった時代の産物なんだろうなーって。

トンネルを抜けて道なりに進むと、広い道が・・・国道42号線との再会です。
ほっ!良かった!(道交法違反しなくって!( ̄∀ ̄*)イヒッ)

ホッとしたついでに携帯メールもチェックする。と
嫁さんから、「今どこにおるんよ?」と。「今、尾鷲かな?道に迷って今抜け出せたとこ」

って返したら「あんた大丈夫か?」って返信が・・・ホントに心配してくれてるようです。
そりゃ~そうですよね~家出る時は「600km走ってくるわ!」って出て行ったきりだったんですから。

最近、ち~とばかし忙しくて、夜もジロばっかり見て睡眠不足気味だったんでね。そんな私の体を気遣ってのメールでした。
すまんなー。。。家空けてすまんなー。


こんなところで止めるわけにいかない!とりあえずスタッフのいる「まんぼう」まで行かなくては!^^

この時、メールをすぐに返したかは忘れましたが、とにかく前に行こう!って事で、又走り出しました。
しばらくすると、国道309号線の分岐点に差しかかり、どうやら本格的な山岳ルートに入っていくような気配が漂っておりました。
「異常気象時通行規制区間」の看板が。。。この後、これを何度見たことでしょうか?


この後、自分の中で「走ること」に対して段々萎えてきている自分を感じる事になりました。
正直、止めれるなら止めたい。思いました。
でも!とにかく行ける所まで這ってでもいいから!行こう!行ってみよう!
とにかく気持ちを奮い立たせて!頑張るって言葉は好きじゃないけど、頑張らないと進めない、自分がそこにありました。

分岐点を越えると早速現れた、のぼり坂。
それほど急勾配ではありませんでしたが、そんな意気消沈している自分には、とりあえず自転車を小刻みに蛇行させながらでしか上っていく事が出来ません。
情けないですが、自分に出せる最大の力がそれでした。

少しお腹が空いて来たので、ほとんど真っ暗な場所でしたが自転車を停めて、買い置きしていた「ドラ焼」を食べ、少し落ち着いてみました。
ボトルの飲料を飲み「よっしゃ!」っていうより「しゃーないなー行くか!」って感じで。その場で立ち止まっていても仕方がなかったですから。そのままそこで夜を明かしてタイムアウト・・・そんなの絶対いやだわ!

「仕方なく」又、愛車キャノンデールに跨り「もうちょっと行こうか」って感じで又、懲りずにって言葉が一番合っているようなそんな状態で、相変らず「まんぼう」を目指したのでありました。


うわ~やる気ゼロに近いよ、これ。。。まだ60kmあるし。
ざっと見積もって2時間半~3時間か~。着けるんかなー無事に。


その5おしまい。つづく

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で今、偶然こんなの見つけました。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=dcd74194f57849720593b45a86e988f5

まさしく、このルートです。