夜の8時ごろ、私の携帯にかけてきたのは

ジュニアだった。

こんな時間に何だろう?と思いながら電話に出ると

「ジュニアさん?どうかしましたか?」

するとめっちゃ興奮したジュニアさんが

「ちちが!ちちが~!うちに帰ると言い出してフロントの自動扉の前に寝転んでるんです!!」

「。。。」そこでも自宅よりかは環境いいだろうなあと思いながら

呼び出され、施設に向かうと、電源の切られたただの手動となった自動扉があり、その前で寝そべっていたYさんがいた。

ジュニアさんの話によると、夜勤は男性二人で消灯で無理やり力ずくで部屋に誘導したため、Yさんが怒った結果だそう。

私がしたことはYさんに話しかけて、傾聴する。

ただただ、話を聞き落ち着くまで待つ。

少し落ち着いたYさん。この間にジュニアさんに食事に行ってもらう。

そしてまた話を聞きジュニアさんも戻り昔話に花を咲かせだす。

この時点で11時、Yさんもウトウトしだしそのころを見計らって部屋に誘導する。これで帰れると思ったらYさん自分も帰る!と言い出す始末。また今度はジュニア、私と床に座ってYさんはベッドに横になる。と思いきや、ジュニア横に寝ろ!とYさん

また私に向かって三人で寝よ!と

Yさん優しい!めっちゃ優し!だけどうやってシングルベッドで三人?と思っていると、Yさんは立体くの字で横になった。

どういうことかというと、上半身だけベッドに腰かけて上半身だけ寝るというしかもややお尻は乗せない方法。

なんというアクロバティックな!

もちろん三人並んで寝るなんてことはせず、まだ春の夜はよく冷える時期に掛物もないままジュニアと私は冷え冷えの床に座り

一晩を過ごし、その施設から直行し日勤を過ごした。

その日は日勤、準夜、深夜、日勤という過酷な勤務となった。