にわかにサラ金の取り立てやのように、

施設長の燕さんが、私に対して

施設入所をせっつくようになった。

せっつかれてもなあ、家族さんと連絡取れないしなあ。

Yさんに対しては、少し進展があって

訪問に行ったとき、ダメもとで

Yさん、こんにちは!

元気にしてる?しんどくない?と聞きながら

家に上がるね!といったら

意外に簡単に「どうぞ」と返事あり。

初めて家に上がらせてもらった。

しかし私がばかだった。

何の装備もしてこなかったために靴下で上がることとなった。

Yさんは、靴で上がってもいいよって言ってくれたが

さすがに抵抗があり、靴下で上がったが、

いつ足に何かが刺さるのではないかひやひやだった。

二間の家は、何かわからないものであふれていた・・・。

やっぱり相変わらずのにおいで、Yさんはシミだらけの

分厚い綿布団にくるんで横になっている。

やばい!ここは人が住むところじゃあない!と全身の感覚が

叫んでいた。

Yさんを早くここから脱出させねば!と私は純粋に感じた。