ハロウィン明けだったので
始発を待つ飲んだくれ仮装の皆さんが椅子を占領してらっしゃった。
乗り継ぎのバーミンガムからオックスフォードまでの電車がキャンセル。
理由は「運転手不足のため」
と堂々と公言する。さすがストライキを匂わせる強気な姿勢。
駅は銀河鉄道999で哲郎がいつも乗り遅れそうになるのが
怖くてドキドキしていた。よってなんとなくそわそわする場所。
さすがに電車では寝て
バーミンガムでは1時間半遅延で
カフェで時間つぶす。
無事到着。
長男が迎えに来てくれた。
うれしい~。
息子の部屋から。
今日はどこでもオープンなので
いつもは入れない図書館にも入れた。
青空。
私晴れ女なんです。
この赤い葉っぱがこのカレッジで有名らしいよ。
礼拝堂。
立派。
オックスフォードには40くらいのカレッジがあって
カレッジの中にすべての学部が入っている。
なので同級生は120人しかいないらしく
その中で息子の学部は10人くらいしかいないらしい。
だから講義は他の大学もみーんな集まれる大きなホールにて
講義を受けるんだって。そしてカレッジでは2人の生徒に対して
一人のチューターが付くんだって。
何が言いたいかというとみんな仲良い。
みんな長男の名前を呼んでお友達の保護者に長男を紹介し、
長男に私が紹介される。そうだった、長男はコミュ力高いお化けだった。
基本、陰キャコミュ障の私には少しずつ恐ろしい雰囲気だということを察してきた。
ダイニングホール。
学部ごとにテーブルが違う。
椅子は長椅子をまたいで座る。
もし着物で行ってたらアウト。行かんけどね。
泡でウェルカム。
ホロホロ鳥のなんとかかんとか。
息子はKebel(カレッジ)は寮が広くてきれいなのと
ごはんがおいしいからここに決めたと言ってたのだけれど
本当にとってもおいしゅうございました。
お皿にKebleのマークが入ってる。
デザートはティラミスとアイスとルバーブの飴細工みたいなの。
Keble愛ですねぇ。コーヒーカップにもマークが・・・
ということで
小学校のときの同級生ママさん一家に会った。
クリスマスのとき家族がいない私たちを
呼んでくれたりしたのよね。ぐすん
ハグハグしあって再会。
いやー、すごいね。
というわけで、この後は長男と別れて
21年ぶりに昔(2003年)ホスト先の村で音楽仲間だったジョニーと再会した。
今ではオックスフォードの学部長に就任して
なんか世界的にもその分野じゃ有名になってらっしゃるようす。
(ネットで探したらどんどん出てきなさった。)
でも実際会うと前と変わらなくて
偉ぶることもなく、イギリスの皮肉とジョークでチクリと刺しては
げらげら笑い、政治の話も堂々とするジョニー。
お茶飲んで昔のこと思い出して仕事のこととか話してさようなら。
お茶も泡もご馳走様でした~。
そして17時39分の電車に乗るからと足早に駅に向かったら
なんとキャンセル~。それも1時間半遅れ。キャー!!
早く来ていたので2時間近くある。
ということで近所のカフェで待つ。
いざ電車に乗ると満員列車で大変なことに・・・
ずっと立ってバーミンガムまで着き乗り換え1時間近く待って
わが街へ帰る。
するとどうやら同じ時間帯に
近所の電車で無差別刺殺テロがあったらしく大変なことになっていたと友達から聞いた。
被害にあわれた方はただただ楽しい1日を過ごす予定だったのだろうに・・・気の毒で申し訳ない。
おまけにもし私がめちゃくちゃ強い武道家だったらどうにかしたのに・・・とありもしないことを思ったり。
というわけでどうにか24時きっかりに家について本日の大事な節目は終わり。
次男と末娘でお留守番ちゃんとしておいてくれた。
次男がごはんの用意も(こっそり私の誕生日の準備も)いろいろしてくれていた。
11月1日に素晴らしい偶然の積み重なりで
一生の思い出に残る50歳の誕生日を迎えることができました。
本当にありがとう。
さて、この10年間どんなことが起きるのか。
40代は大変化の時だったな。
50代はどんな10年になるのかな。
きっと私のことだから予想もつかない方向に行ってそうな気がする。
やだやだ。穏やかで平和で幸せな10年になりますように・・・














