次、トイレの便座にお尻をつけず、足を乗せてトイレをするので
尿なのかなんなのか、便座の下に液体が広がっている。
トイレットペーパーが大量に落ちていたり
とある宗教の人は1日5回お祈りをする。
お祈りの前には体をきれいに清めなければならないという決まりがある。
それで、トイレの手洗うシンクで思いっきり洗ったりするので、シンク周りがびちょ濡れ。
生理用品も生活費の高騰で無料で配布するようになったのだが
一人で数十個も取ってみんなに行き渡らないとか
清掃員の道具入れをこじ開けてドアを壊して取られていたとかビックリ仰天事件が
日常茶飯事で起きる。
カレッジの清掃係りの人も色々絵やポスターで啓蒙しているのだけれど
まー、文化、習慣、常識というものは変わらない。
また、とある宗教の職員は
太陽が出ている間は絶食の期間のとき
他の職員がごはん食べているのを見て
「私達はごはんを食べられないの。
配慮して。」などと平気で言うのでその宗教でない職員が
遠慮するという始末。
また断食明けには大きなお祝いがある。
それはその宗教の人は仕事を休めるのだ。
ずるい!!
私もサワテイストです。毎年11月1日は休みにします。
といえば休みになるのか?
働き始めたときは
いきなり職員室でマットを広げお祈りを始める女性先生や
授業中にお祈りの時間だからと生徒さんを置いて抜ける先生が
数名いたし、生徒さんもいきなり階段下でお祈りし始めたり、
本当に驚いた。でも恐ろしいことに慣れてそれが「普通」になっているのが末恐ろしい。
とある宗教のとある国からやってきた生徒さんは子供が4人目とか5人目とか7人目妊娠した
と嬉しそうに話す。
おまけにちゃんと国から手厚いお金をもらっている。
私は事務仕事もたまにするので信じられないほどの額をもらっているのに驚く。
この状況を知ったら頻繁に暴動が起きるだろう。
「宗教」という「聖域」は介入できない。
自由を重んじるこの国では
「差別」というのに非常に敏感なのである。
イギリスが過去に行ってきた非道な行いの償いの結果ともいえるのだけれど。
でもね・・・
さて、私も同じ移民。
一生懸命働いて税金払っても移民は移民。
(研ナオコのかもめはかもめを思い出した。昭和・・・)
やっぱり「謙虚さ」って大事なんじゃないかと思う。
同じ移民でも移民の厚かましさにげんなりするので
そりゃ、イギリス人は辟易するであろう。
比較的我がカレッジの先生達は外国にゆかりのある先生が多いので
寛容な方が多いし、土地柄リベラルな方も多い。
(もちろん腹の中は知らんよ)
私も含め移民は他人様の国で生活するためには相手の文化やルールを尊重し
生活程を当たり前と思ってもらうのではなく感謝するという気持ちは大事だと思う。
(イギリス人の生活保護を家業生業としているお家も
えげつなさ半端ないのだけれどね。)
自由と権利を主張するばかりではなく(今もフリーミール(ランチ無料食事券)と
無料バスチケットをもらいたくて自分がいかに大変かをアピールする人がいっぱい)
この国のため社会のために何ができるのか、
謙虚になって考える必要があるのではないか、と思う。
で、土曜日の虹。
今朝車を停めてキャンパスに歩いて行く途中の風景。
毎日雨が降って心も落ちる。
娘のバレエが次のグレードに上がって
絶賛「行きたくない」コールと
朝も学校に行きたくないコールで
私のエネルギーもスリ減ってしまった。
でもね、学校にも行って
バレエにも行ったからホッとしながらこれをタイプしているのだけれど。
気持ちは十二分にわかるけれど
乗り越えなくちゃいけない壁ってあるんだよね。
一緒にがんばろうね。
さて、帰ったらバタバタごはん作って
今日は早く寝よう。