今年度(9月ー6月)の授業はすべて終了。
今週はTraining week(研修の週)です。
大好きな上司のリズから
「月曜日の研修で日本語で折り紙を
教えてくれない?」と言われたので
どんなのがいいのか聞くと
「鶴は?」とのこと。
難しいけれど、大丈夫かな・・・。
とりあえず、快く引き受けました。
 
 
 
研修の目的はわからない未知の言語で授業を
受けたときの生徒の気持ち、また
分からない言語でもわかりやすい授業とはなにかを
考えようというものです。
 
 
 
 
イギリスでまさかこんな日が来るなんてな・・・
なんて思いながら授業をしました。
日本語オンリーです。

難しい!わからない!!と

ギブアップする先生もいたし

フィードバックではわかりにくいと素直なご意見も。あはは。

(私も鶴は難しいので

昨日YOUTUBEで確認したし。)

 

 

 

鶴を折っていると同時に

「上手」「すごい」「すばらしい」を

覚えたいた先生たち。

私、連発していたんでしょうね。

日本語が全く通じない人たちに

表情やジェスチャーで伝えるのは

孤軍奮闘状態でした。

 

 

 

 

私の予想以上に

みなさんから温かい言葉をいただきました。

リズからも大きなハグをもらいました。

喜んでくれたみたいでよかった。ホッ。

 

 

 

 

今日の研修の様子を写真に撮って

カレッジ専用のグループチャットで

アップされていたのを見た

私の遥か上の上の上の上司の二コラ

(でも下っ端の私の名前も覚えてくれている女性)と

トイレで鉢合わせしまして、

「サワ、今日はおりがみ教えたの?

わたし、実は2年ほど日本に住んだことがあるのよ。

とっても素敵な国ね。両親も来たのよ。また行きたいな。」とトイレで

興奮気味に言われてびっくり。

日本語もお披露目してくれました。笑

まさか二コラ(遥か上の上司でも呼び捨てです。もちろん)

があんな遥か彼方の東方の国へ行っていたとは・・・。

素直に嬉しかったなぁ。

 

 

 

 

日本の先人、先輩方の皆様、

このイギリスの地方都市のカレッジで鶴をみんなで折りましたよ。

機会をもらえたことに感謝。

ありがとうございました。