通常は若者が行くオープンデーですが
一人で行ってしまった私。
入れるかどうかも謎なのに
いつもの好奇心が先立って
つい行ってしまいました。
暑い。いや、気温は日本よりずーっと低いけれど
高緯度のため日差しが痛い。
というわけで、広大なキャンパスに
迷い込んだわけです。
家から近いというのが
かなりありがたい。
江戸時代が終わり
明治に入ったころにできたこの大学。
どうしても諦められない
大好きな音楽のコースも見てきました。
学びたいけれど
これはもう趣味にしておきなさい、と
聴こえてきたので(?)
我慢します。(いや、まだ入れるわけじゃないし・・・)
広いからキャンパスを歩くだけで
良い運動。
親子で来ていたり、
友達で来ていたり、または学校でツアーを組んで来ている団体の間に
アジア人の謎の中年がまぎれこんでいました。
さすがに私のような人間は見かけなかった(笑)
たーくさんのコースがある中で興味があるのが
Social Science(社会科学)とLaw(法律)。
200人くらい収容できるのかな?もっとかな?
この大学が力を入れているコースなのかな?と
思うような施設でした。
どの方向からも見えるように3つの大画面が設置されて
椅子も途中入退席しても邪魔にならないような作り。
法律に関しては
頭が果てしなく良い人しか入れないイメージがあるので
この日アテンダンスをしてくれていた大人の学生さん(外国の方)に
素直に聞きました。
まず、
1、言葉の壁。わたしは外国人だから英語も下手なんだけれどついていけるだろうか?
2、頭がそこまでよくないのだけれどついて行って、卒業できるだろうか?
と。
今思い返すと、どちらの質問に対しても否定するような人はアテンダントには選ばれないよな、と
思ってみたのだけれど、その時は、その大人の生徒さんはさすがセレクトされただけあって
「僕も海外から来たけれど大丈夫!」と熱く語って励ましてくれたので、
その気になって帰って来たという単細胞。ただ、彼は母国で既に法学部を
卒業してここではマスターコースに行っているらしい。スタート地点が違ったというオチ。笑
社会科学も法学も
これらを身近で体験した私には、
せっかく苦い体験をしたのだから
生かさないともったいないなぁ、というケチな人の発想ですね。
色々な人に助けられて乗り越えられたから
私も誰かの力になりたいなぁ・・・。
頭がついていかないのも十分承知なのだけれど
いつもの癖でついつい心が先走るのです。
あの外国人の英語の下手なおばちゃんにでもできるなら、
私にもできるわ、と誰かの勇気につながれば嬉しいし。
いつか大学に通う日が来るのか、
または仕事に集中して小さな家を購入するのか(毎年更新の月のストレスは本当に嫌だ!)
どちらが良いのだろうか・・・。
まだ答えは出ませんが、人生は短いので前進するのみです。
人もキャンパスも好きだった。
この街は本当に優しいな、と思う。
あ、最後にもう一度書くと
まだ入れる実力も何もそろっていません。
夢の話です・・・。