土曜日、BBQの材料を買いにお店に行き、
買い物終わり車に戻っているときのこと。
駐車場で私の横に停めていた車の助手席が私の運転席に
がつんとぶつかっていた。それも1メートルは離れていて
当たらないだろうと勢いよく開けたら
ちょうど、がっつりぶつかったって感じ。
娘が先に気付いて
「おかあさん、あれ・・・ほら・・・ぶつかってる。」と言った。
10メートル先から歩み寄る私。
いざそばで見るとやっぱりがっつりぶつかってる。
ってそのままぶつかったまま放置ってどういうこと?
 
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとぶつかってるんだけれど。」
 
 
と言うと、助手席に乗っていたのは少年じゃないか。
当てってませんよとドアをちょっと閉める少年。
閉めたあとには、我が家のボルボちゃんに明らかに見える傷が・・・。
いやいや、私のボルボちゃんはたくさん傷ついているけれど
私の目の前でがっつり傷つけられているのに無視することはできないのよ。
悲しい人間の性だねぇ。
 
 
少年(12歳くらい)のお母さんが運転席に乗っていた。
まー、なんというか、いかにも~昔も今も悪そうなお母さん。
(人は見た目で判断してはいけないけれど、
ほぼ100%で当たっている容姿。)
 
「あんた、大げさすぎなんだよ。
だいたい当たってもないし、届くわけない。」と
このお母さん系の人が絶対裏切らない
アクセントと話し方でまくしたてる。
 
┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・
 
「いやいや、一回降りて見てみたら?
けっこうがっつりついてるよ。」
 
と言うと
ガミガミまくしたてて
逃げるように去って行った。
まー、あるあるよね・・・。
 
 
 
なんだろうな・・・。
色々考えた。
 
 
怒れないし、
論破ももちろんできない。
なら私の最初のアプローチは
優しくにっこりと
「ぶつかっちゃたね。
どんな車でもやっぱりぶつけられると車も痛がるのよね。
だからね、今度から気を付けて開けようね。」
とまるで小さな子供に言うように伝えたほうがよかったか・・・とか
「私やこのボルボちゃんだから良いものの
他の人だったらめちゃくちゃ怒ると思うよ。
今度から気を付けたほうがいいよ。」がよかったのか・・・とか色々考えた。
 
 
 
私のような人間には
どんな形のアプローチの仕方が正しかったのか・・・と神様仏様に答えを教えて欲しい。
面倒なことに巻き込まれないことを最優先にすることも大事よね・・・。
 
 
 
助手席に乗っている少年と
後部座席に乗っている少年、
少年たちのお母さんがブーンと去るときも
私の目をじーっと見ていた。
憎しみ、怒りとかではなく
不思議そうな顔というか無感情な顔、
そういう目で私を見ていた。
私もじーっと彼らを見ていた。
かわいそうな彼らよ・・・。
幸せになってね。
 
 
 
娘がびっくりして一部始終を見ていた。
言葉が出せずにいたので
車の中で話した。
最後はかわいそうな人達だね・・・って言って
終わった。
 
 
 
帰って長男にこの話しをしたら
「おかあさんの対応でいいんじゃない。
別に弱いとかじゃないと思うよ。
関わらないことも大事だと思うよ。」
だって。
 
 
 
 
 
 
 
さて、日曜日。
快晴。
長男は試験勉強の復習で忙しそう。

なので、次男が大活躍。

バスケットボールを欲しい次男。

先週の生垣の剪定といいよく頑張ったので

お小遣い贈呈。

お互いWinWin。

しっかり貯めるんだよ。

ありがとうね・・・。