この写真は3月21日は
イランイラク周辺でのお正月に当たる日だそうだ。
日本で言う春分の日。
季節にちなんで国を超えてお祝いするのは
素直に嬉しいな、と思う。
 
 

7つの「S」がつくものを飾るらしい。

カレッジに同僚がディスプレイしていた。

 

 

 

こうやって自分のやりたいことを

上司またはカレッジの上層部に掛け合って

成し遂げる彼女たちがすごいなぁと思っている。

 

 

 

そして3月23日から1か月間の

イスラム教徒の断食が始まった。

これをラマダンと呼ぶのだけれど

太陽が出ている間は飲んだり食べたりするのは禁止されている

というもの。

病気の人、妊婦さんとか特別な理由がある人は免除され

お金を寄付するとラマダンになるらしい。

 

彼ら曰く、食べ物のない貧困にあえぐ人の気持ちを忘れないように

だという。

 

イギリスは着々と日照時間が長くなってきて

日曜日からは夏時間になるので

夜8時から朝の3時の間くらいでしか食べられないのでは

ないだろうか?

 

食べることが人生の楽しみである私には無理だ。

 

 

 

カレッジの先生は

白人イギリス人はもちろん多いが

その次に多いのがムスリム(イスラム教徒)だ。

生徒さんも8割はムスリムかもと思うほど。

長い間勤務して発言力のあるムスリムの先生が

「私たちがラマダンをしている間は

食事をしているところ飲んでいるところを見るのが辛いので

その点配慮するように。」とお達しが出た。

 

 

・・・違和感。

これがマジョリティーであるがゆえに

発言しているのだろうが

仮に私が宗教上の理由で一人で断食していたら

そこには配慮はしてくれるのだろうか?

しないだろう・・・。

マジョリティーの長所と短所を感じたのだった。

 

 

 

私の職員室にもムスリムが結構いる。

ムスリムでも断食をしない人たちもいる。

ただみーんな気を遣う。

私ですらお昼食べてはいけないような気がするので

誰も見ていない駐車場の片隅で食べようかと思うくらいだ。

 

 

私の友達の同僚が

ラマダンだから仕事ができないと

休憩する人(=いわゆるさぼる人?)が続出するらしい。

同じお給料なのに・・・とぼやく友達。

宗教の自由の平等性と権利とバランス・・・難しいね。

 

 

 

 

 

出勤途中の桜?アーモンド?さくらんぼ?の花も

咲き始めました。

 

 

春ですね。

 

 

 

 

私は補修校の最後の思い出帳や動画作りや

GCSEの模擬試験もあって

あたふた中。

1,2,3月は本当にあっという間だった。