帰る日の朝、
交通費と時間を考えると
タクシーのほうが便利がいいと早朝にミニキャブ会社(タクシー会社)に電話して
朝9時45分にホテルに来るようにお願いした。
9時43分に渋滞で遅れるのメッセージ。え???
ドキドキピリピリする私。
10分遅れてもまだ来ない。ミニキャブ(タクシー)会社に電話してキャンセルした。
安い上に一分で着くというウーバー(タクシー)にお願いしようとしていたところに
ドライバーから電話がかかって今ホテルに着いた、とのこと。
「分かった。乗ります。」
タクシードライバーの「なんでキャンセルしたの?」と怒ったのが最初の言葉。
自分の非を認めたくなかったのだろう。覆いかぶさるようにまくしたてて
なんでキャンセルしたの?すぐそこまで来ていたのに、の繰り返し。
最初は諭すように応戦していたけれど、
まくしたてる女ドライバー(南アジア系アラ還女性。)に
「わかった。シャウトしないで静かにしてくれる?もう大丈夫だから。
誰かが怒ったりシャウトするのは好きじゃないからもう静かにして。」
を繰り返すと
「私はシャウトしてないし、怒ってもない!」と覆いかぶさって来たけれど
やっと静かになった。
せっかく楽しかったロンドンの旅が台無しになるのも嫌だし
長年女性ドライバーをやっているというこの女性を称えて
世間話して穏やかにさようなら。フー。
タクシーで色々あったら
今度は長距離バスが20分遅れて到着するという連絡。
(それなら急がなくてもよかった・・・フー)
そしてバスがバタバタやってきて遅れた分を取り戻すようにさっさと出発。
自分の席に座ろうとすると、すでに50代くらいのカップルが
座って朝食を食べている。
「すみません、ここ私たちのシートですけれど。」と
見せると女の方が
「もう座っているからあなたたちが空いてるところに座って」と
言い出す始末。
「指定席は有料で子供連れだから。」
「私たちもお金払っているけれど
もう誰かが座っているから私は動かないわよ。
あなたが動けば。」だと。
バカにつける薬はないが
子供達がいるからいい加減にしてほしい・・・。
バスは高速に乗って揺れている。危ないし。
気の弱そうな男の人が
自分の席に行って
既に座っている人に動くようお願いしている模様。
やっと自分たちのシートが確保できたらしい。
(多分ちょっとおっかない男の人たちが座っていたから
気の弱いこの男の人は言うのが怖かったのかも?)
女は自分の非を認めたくないからか
最後までごねて、わざとゆっくり立ち、荷物を置いたまま自分の席に行った。
男の人が召使のように女の荷物やコーヒーやクロワッサンを移動していた。
屑だらけのシートをきれいにして
「すみません。」と言って去って行った。
「人が良い」で有名な地方都市に引っ越して以来
こういうことってご無沙汰だったから
(あ、前の大家は狂ってけど・・・遠い目)
久しぶりに目が覚めたというか
ここはロンドンだな・・・と思ったのだった。
無駄にごねなくちゃ生きていけないロンドンなのかな?
いやいや、でもこの人も行き先は我が街だから
我が街の住民なのか?まー、彼女も私も移民。
お国が違うとこうも違う。フー。
最後にこの「人の良い」で有名な我が街に着いて
タクシーで帰る際、ドライバーが気性の荒い人で
クラクションと暴言の連発だった。笑
ということは、ロンドン、我が街に関係なく
この日はこういう人に当たる日だったのかな・・・。
いやー、なんか無駄にエネルギー使った日だったけれど
まー、無事に丸く終わったので良かった。
それから洗濯機を2回回して
ピアノのレッスンも終えて
ごはんを作り
放心状態で眠りについた模様。
何はともあれ
年を取った分、気持ちの切り替えも上手になったはず。
嫌なことはさっさと忘れてしまえ(と言いながらブログで愚痴っとるやん)!
楽しく気分転換になったロンドントリップでした。