木曜日の朝はお勉強カレッジの日。

若い20代からおじいちゃんおばあちゃんが通う大人のクラス。

相変わらず、なんとも難しいテクニックやルールが色々あって

霧の中を歩いている感じ。

 

さて、授業の後半は

キャリアサービス、就職進学斡旋のマーカスが来た。

カレッジでも外部でも働いているらしい。

 

「キャリアサービス・・・マーカス?

なんか聞いたことある名前。」

 

急いで私のスマホのメールでマーカスを調べる。

そうだ、私がこの街にやってきて右も左もわからず

ジョブセンターに通ってたとき、

担当の人の紹介で、マーカスという人とメールをして

電話をしたんだった。

 

そのとき、マーカスは私に

まず、CV(履歴書)を作りましょう。

そして、まずTeaching assistantコース2をスタートしませんか?

そしてGCSE EnglishとMathsも取りませんか?

と勧めてくれた。

私は、右も左もわからないので、とりあえずCVを作って

訂正してもらった。

それからカレッジ(今働いているところ)に

TAのコースの申し込みをした。

 

コースが始まると同時に

小学校で実習を始めなくてはならなかった。

小学校にCVを出し、カレッジのコースをオンラインで勉強しながら

実習を始めたら、校長先生に声かけてもらい

コースが終わりそうなころ就職にこぎつけた。

すると、コースの先生からこんな仕事があるけど興味ない?と

送ってもらったのに、現在のカレッジのTAの仕事があった。

受けてみたらたまたま受かったので、朝小学校、昼カレッジで働き

9月からカレッジのみで働き、GCSEのコースを取っている受験生。

これが今の現状。

 

 

というわけで、マーカスが

色々就職のことや、今後のキャリアに関して色々話をしている。

心理学に基づく、動物占いっぽいのをしながら

適職を見つけようというのをしている。

 

「質問はありませんか?」

 

と私の近くに来た。

これはチャンスかもしれない。

いつもはしゃべらない私だけれど

声を出してみた。

 

「あの・・・」

 

「はい、どうぞ。」

 

「あなたは、マーカス バードン?」

 

「そうだけど、どこかで会ったっけ?」

 

「いや、会ったことはないのだけれど

実は・・・・・」

 

と話した。

 

あなたのアドバイスのおかげで

底辺をさまよっていた自分がここまでこれた。

 

あちらもそれは驚いて、

とても喜んでくれた。

この仕事やっててよかった、と言ってくれた。

私もちゃんとお礼が言えて本当によかった。

 

ということで、その授業の帰り

たまたま用事がない午後だったので

ずっと別のキャンパスのカレッジにある

TAコース修了証明書を取りに行った。

うん、最高の日に取りに行けた。

 

今夜はお祝いしよう。

子供たちにも色々英語の面で助けてもらった。

(特に長男)

みんなで乾杯だ。