この夏、子供達は私の母校の小学校と中学校に少しだけれど通った。
その時に感じたのは、
私が小学校に入学した時、40年前(ひえー!!恐ろしい)と校舎の古さも
廊下も机も黒板も後ろに飾られた習字もほぼ一緒だった。
そして初めてイギリスに来た2003年。
田舎の小学校で補助教員をしていたけれど
その田舎ですら、スクリーンで授業を行っていた。
最初は驚いた。だって、子供達、筆記用具も教科書もノートも持たずに
学校に登校するんだもん。
全部学校側というか国が準備する。
先生もパソコンを支給され
自分専用の学校のメルアドを支給されていた。
日本ではやっとホットメールが流行り始めていたころね。
私もホットメールで小学校のパソコンでメールを送っていたな。
さて、2021年、あれから18年後の今現在、
白板も一応あるけれど、
スクリーンにパソコン用タッチペンで書けるようになっていた。
ほー。
筆記用具、教材は学校側が準備。といっても、教科書はなく
先生がパソコンを使ってスクリーンで見せて、
各個人ノートを使ってお勉強。
2003年とそこまで進歩はないかな。
日本の子供たちが
猛暑の中重いランドセルを背負って
学校行く中
イギリスの子供達は
親に送られて水筒しか入っていないような
バッグを持って行く。
イギリスの親が日本のあのランドセルの姿を見たら
虐待と騒ぐかもしれないな。
日本は、配布物は全て紙。
イギリスはもうメールになった。
どちらの学校にも一長一短ある。
どこにポイントを置くかによるけれど
どちらが良いのだろうね・・・。
さてさて、
今日もボランティアでした。
3度目です。
相変わらず、他のTA(ティーチング アシスタント)
のベテラン先生のような、担任の先生との掛け合いなど出来るはずもなく
おとなしい私です。ただただニコニコしながら言われたことをするだけ。
こんなんでいいのだろうか?
でも、先生は何度もありがとうと言ってくれるので
役に立っているのか?
ま、ボランティアだからいいのかな、ということで
割り切る練習をしています。(できないけれどね。)
今日の目標りんご3個分
心が軽くなりました。
先週が羽毛10枚だったので
かなりの進歩です。
でも、やっぱり英語は私の母国語ではありません。
ニコニコしながら最低限の言葉で
最大のコミュニケーションを取ろうとする
イギリス版私になります。
家に帰るとご飯を食べて(これはすごく重要)
気絶したように寝ていました。
気付けば、子供をお迎えに行く時間。
まだまだ心が弱っちいです。
修行ですな・・・。