平日週3だけピアノを教えている。
残りの平日は我が子の
習い事で帰るのが8時ごろ。



ピアノも夜8時までなので
わが子達は放置。
ピアノの間に宿題をしてほしいけれど
それはなかなか定着しないんだな・・・。


平日は8時ごろから
バタバタごはん食べさせて、
お風呂入れて寝る準備。



私は子供にごめんね、という気持ちと
宿題を見てあげられていない学力に対しての
焦燥感はあるし、
でも、教えるのことは私の生きがいで
ピアノを通して働くことも
子供たちと接することも楽しみ。




チバナリは私に監視されず
怒られない
自由時間なので
楽しそう。
スズは、おかあさん・・・と
ちょこちょこピアノの様子を見に来たり。
でも、お仕事なので
「むこうに行きなさい!」と
言わなくちゃいけなかったり・・・。



ありがたいことに
子供と一緒の屋根の下で働け、
我が子を感じて仕事ができるのは
母親として最高の働き方
私も子供たちも
安心なはず。




ピアノのグレード試験も
間近に控え、子どもたちも
本当によく頑張ってくれてる。
可愛い生徒さんたち。



練習に差し障りがない程度に

「大きくなったら何になるの?」
「先生が小さいころはね... 」

と話しながら
ちょっとほっこり和むこともある。



生徒さんが
大きくなっても
あんな東洋人の
先生がいたなーって
覚えていてくれたら
嬉しいな。


もっと時間があれば
オーケストラの良さとか
曲や作曲家の背景なんかも
教えられたらいいのだけれど
やはり、残念だけれど時間的に
そのバランスはすごく難しい。



音楽の良さを伝えたい・・・。
私をいつも救ってくれる音楽。
言葉、文化、国境、年齢、人種、色々なことを軽く飛び越えさせてくれるのが
音楽だったり、数字だったり、チェスだったり・・・
だからどれも好きなんだ。



旅した先々でピアノが街中にあると
飛び込んで何に臆することもなく
弾いていた私。
声をかけてもらったり
拍手をしてもらったり
音楽は色々な垣根を超えさせてくれた。
今でも、その衝動は変わらない。
ピアノに惹かれ、導かれる。
ただただ、好きなんだな・・・。



小さいころから
悲しいとき、辛いとき、
心が乱れているとき
ただただピアノに引き寄せられるように向かい
椅子にちょこんと座り
自分の気持ちを吐露できるのがピアノ。
上手いとか下手とか
そんなレベルじゃない・・・。
ただただ、私の気持ちを代弁してくれるのがピアノ。





今現在も
なんの後ろ盾もない
東洋人の私に
口コミだけで
門をたたいてくれる
ご縁のある生徒さんたち。



右も左もわからず手探りで
始めたピアノも
いつの間にか生徒さんも増え
家庭と私の心を壊さない程度の
ほぼ満員御礼。



私という人間を知ってもらうために
保護者の方とも
良い関係が築けるまで
とことん話し合う私。
誤解されても辞められても仕方ない。
これが私。
このスタイルは
私の大事な想い出の
T幼稚園で働いたときから
一緒。




でもね、おかげ様で
みんな、本当に良い方ばかり。
誤解が生じることは
もちろんあるけれど
ちゃんと、分かり合える。
だから、みんな好き。





来週から試験が徐々に始まる。
自信をもって
自分の力を最大限に
発揮してほしいな。



私にご縁あって遠いところからも
来てくれる生徒さんは大事な宝物。

彼らの成功、幸せを祈らずには
いられない・・・・。

だから、私も
ご縁がある限り
頑張らせていただこう。