数日前
母君が送ってくれた写真。


実家の
床の間に
飾ってくれているって。



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20代半ば
仕事が終わって
同じ幼稚園内で
書道教室を
開いてらっしゃったので
軽~い気持ちで入会したのが
きっかけ。



そしたら
実は先生のキャリア
書道に向き合う姿勢、
お作法も
沢山教えていただき
甘い気持ちで入った私は
ビックリがいっぱい
宿題も課題もいっぱいで
アップアップでしたが
おかげさまで
色々学ばせていただいたし
感謝の気持ちでいっぱいです。





この掛け軸は
書展に出したもの。
仕事の後に
夜遅くまで書き込み
休みの日も
墨をすり
家族が寝静まった後
何枚も書いたよねぇ。
書展に出すなら
軽く100枚は
書き込まないとダメらしい。


先生のお宅で
書き上げた一枚。


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「無一物中無尽蔵
花有り月有り楼台有り」




人間生まれた時は
何も持たずに生まれてきた。
死ぬ時も何も持てずに死ぬ。
何も持たず何もないからこそ、
そこに無限大の可能性がある。

何もない
無の世界でも
よく目を凝らすと
花が咲いていること
月が輝いてること
楼台が月にかかっていることが
浮かび上がってくる。




捨てること
諦めること
欲を捨てることから
見えてくるものが
あるのかな。



この時期に
この写真を
送ってくれたことは
何かのサインなのかな。



色々考えさせられます。