ジャズでストレス解消! -4ページ目

渡辺貞夫ライブアットコットンクラブ2019②

ジャストアタッチを境に、本当に貞夫さんの音色が変わった。今回のライブに来た一番の目的は貞夫さんのスターリングシルバーがどんな音だったか、あらためて聴きたいと思ったのです。それが前から2列目ということで、生音で確認できました。
テクニック的にもっも上手いプレイヤーは沢山います。フラジオ音を酷使してオルタードバリバリのプレイヤーなど、聴いていてほんと、カッコいいなぁと思って、この人、誰?っていう人、よくあります。
もちろん貞夫さんの超速バップは今でも健在で素晴らしいテクニックのオンパレードです。バップフレイズ炸裂で、とてもスリリングな気持ちになります。音色に関しては僕の中では貞夫さんの右に出るプレイヤーはいません。あの柔らかくて、太くて、重みがあって…もちろん好みの問題もありますが…
アイムオールドファッションでボルテージは最高潮に!その超速バップの曲です。多分300近いのではないかなぁ でもそんなに早くて大変な感じがしません。気楽にやってるなぁという感じで、知らぬ間に僕たちをバップの世界に連れ込んでしまいます。たしかにこのバンドメンバーはすこい!まず、貞夫さんのフレーズに竹村一哲がリズムで答える、パーカッションのンジャセニャンがそれに乗っかってくる、ピアノの林正樹がフレーズで挑発してくる、ベースのコモブチキイチロウはニヤニヤしながらさりげなく絡んでくる、まさにジャズです。そしてスウィングしてるのです。渡辺貞夫バンドは今、絶頂期だと感じました。
正直、貞夫さんはもう87歳です。この素晴らしい演奏をいつまで聞けるのか…と思うとやるせなくなります。でもまだまだやってくれもす。ライブのスケジュールは2年先まで決まってるようです。生の音を永遠に聞くことはできませんが、まだしばらくは大丈夫そうです。だってあれだけ熱い演奏をまさに今、されているのだから…

渡辺貞夫ライブアットコットンクラブ2019①




40年前に渡辺貞夫氏と出会い、それ以来ずっと彼の音とプレイを追い求めながら演奏活動をやってきました。でも当然ながらそう簡単に近づく事は出来ません。全てにおいて遠い存在です。しかし年に数回、貞夫氏の生の音を聴く機会があり、実は僕の中では一番身近なジャズプレイヤーでもあるのです。

開場が18時なのですが、自由席のため早めに行っていい場所を取らなくては!と16時30分ごろに到着しました、すでに20名くらい並ばれてます。4日間のライブですが、前売りが即時全日ソールドアウトしただけあってみんな、気合が入っています。開場までの時間をどうやって過ごそうかと思っていたら、僕のすぐ後ろに並んだ女性が声をかけてくれました。「開場は18時からですよね、すでにたくさんの方が並ばれてますよね〜」少し驚きました。こんなカッコよくないおっちゃんによくぞ声をかけてくれました。僕はやや戸惑いながらも「今日のライブは前評判もいいらしいですよ」と曖昧な返事をしました。それから彼女とは開場までいろんな話をしました。お陰であっという間の開場時間となりました。僕は先にスタッフに案内され席を確保しました。なんとど真ん中の一番前から2列目、貞夫さんが目の前の位置です。ラッキー!そして声をかけてくれた女性の方はテーブルを挟んで僕の前に案内されました。これまたラッキー!「早めに並んだ甲斐がありましたねー!」こういう形式のジャズクラブは初めてとのことで緊張気味の彼女はやや顔を紅潮させながら「すごい!早めに来て良かったです!」

コットンクラブのライブはコースディナー付きです。開演までの1時間半はディナータイム、さすがにこの間は1人で黙々と食べるより、だれかと気の利いた話でもできればより楽しくなります。今回はラッキーにもたまたま声をかけてくれた女性が目の前にいます。貞夫さんの音色の話をしていたら隣に座っていた二人連れの女性も会話に加わってきました。自然と4人グループが出来上がりました。
Aさん「いい音色ですよねぇ〜惚れ惚れしちゃいます」
私「楽器されてるの?」
Aさん「いいえ、全く」
私「何をきっかけに貞夫さんのファンになったんですか?」
Aさん「数年前に佐和子の朝という番組で渡辺さんが出てらして、そこでサックスを吹かれたんです。その音色がなんとも言えないほど柔らかくて優しくて、それからなんですよ!それ以来貞夫さんの追っかけをしてます!(^^)」
なるほどねぇ〜やっぱりいいもんは誰が聴いてもいいんやねぇ〜

さて、今回のツアー、piano林正樹 bassコモブチキイチロウ drums竹村一哲 perンジャセニャンという国内ツアーのメンバーを引き連れての演奏です。特に気になるのは初めて見るピアノの林正樹氏です。今まで国内ツアーの殆どが小野塚晃氏でしたが、ここ最近は林氏がサポートしています。彼のプレイはFMのナイトリーセッションでしか聴いたことがなかったので、それも楽しみの1つでした。とてもいい表情のピアニストでコモブチ氏との表情合戦は、みてる我々も笑えるほど楽しくなります。もちろんプレイもメロディアスで僕好みであります。アドリブになると時にはエキセントリックな部分を感じさせながらもフレキシブルに貞夫さんをサポートしている素晴らしいピアニストです。
 竹村一哲とンジャセとのインタープレイは最強です。こんなリズム隊、聴いたことがない!と言えるくらい興奮します。
 コモブチ氏は先ほどの話、表情がとてもユニークで見ていて楽しい、それでいて重厚でどっしり落ち着いた雰囲気のベースは存在感を感じます。さて、貞夫さんの今日の音色はどんな感じでしょうか?
 いつもの如く、出だし1曲目はやや固い感じの音色ですが、必ず変わってくるんですよね、優しく柔らかく太い音色に…
今回は2セット入替無しということで2時間近く聴ける、とてもお得なステージです。ビルボードもそうして欲しいですねぇ
1ステの中盤で「ジャストアタッチ」という懐かしい貞夫さんオリジナルの軽めのボッサの曲が演奏されました。この辺りからもう最高の音色になってきました。この音を聴いた人はきっと惚れるでしょうね。しかもフレージングが美味しさ満載で思わず「参りました!」と言わせるサダオ節に会場みんな笑顔がこぼれます。

さてさて、ということでライブ後半の報告と出会った女性とのその後は次回また(^^)

渡辺貞夫ライブアットコットンクラブ


久々の一人旅です。
目的は渡辺貞夫の東京コットンクラブでのライブを聴きに行きます。遠くまで遠征して聴きに行くのは一関のベイシー以来です。なぜ行こうと思ったのか?まずはこの4日間のコットンクラブでのライブが渡辺貞夫オリジナルバンドの集大成ということらしく、なんか意味深のような感じがしました。これは聴かなくてはいけない…かなぁと
それから2つ目の理由はセルマースターリングシルバー です。この春に僕が買ったスターリングシルバー、とても気に入ってます。思ってた以上の音がしていて、吹くのが楽しみになりました。そのスターリングシルバーを、貞夫さんはどのように操って吹いていたっけ?との想いがこの旅に拍車をかけました。そして3つ目の理由は論外なんですが、新幹線なんです。スマートEXの早割なら普通席の値段でグリーンに乗れると聞いたんです。これ、是非乗ってみたい!ひかり限定ですがひかりとのぞみの時間差は20分程度、全然オーケです!ノープロブレム!
そんなこんなの理由で今回はというか、今回も一人で行きたいなぁという想いが募り、実行することにしたのです。何と言ってもスマホのお陰で各種チケットがあっという間に手に入ります。コットンクラブ、新幹線、ホテル、全てスマホで予約できるんですから、すごい時代になりましたね、行こうか、行くまいか、悩んでるうちに具体的に決まっていくんだから、これはもう、実行あるのみです。
取り敢えず今はひかりの車中で角ハイボール飲みながら車窓を楽しんでます。