室内空間編
室内空間も醗酵環境に変化させることが、出来れば、
これまた、いいこと尽くめになります。
その効果
① 室内のよどんだ空気が清涼感に変化する。
② 植物性乳酸菌は静電気抑制する働きがあるので、物に埃がつきにくくなる。
③ ゴキブリが居なくなる。
④ ツメダニに刺されることもなくなる。
⑤ 部屋の嫌なニオイも無くなる。
⑥ エアコンにカビが生えなくなる。
前回記事の
醗酵環境は・・・その1・その2のように、あらゆる環境で有用微生物が、
優勢に転じた瞬間から、①~⑥の現象が現れます。
部屋空間の場合は、使うその日から効果を実感できます。
超音波式加湿器法
加湿器は超音波式を使います。
加熱式(蒸気式、ハイブリッド式)などは、乳酸菌が弱るので使わない。
超音波式の上部給水式で構造がシンプルな程、掃除が楽である。
① EMWを100倍に希釈して、加湿器に入れる。
加湿器の出力を最小にする。
※ 私の場合は、EMW原液を一時培養→二次培養して、500倍にするので、
極めて安価(200ml100ℓ)
EMW原液500ml→1100円
② 加湿器の傍に、小さなサーキュレーターを上向きに置き、部屋の空気を対流させる。
その効果
③のゴキブリ対策
① 台所などで加湿器を、使う時は引き出し、開き戸などは、開けて置く。
時間→3時間以上
※ 冬季は空気が乾燥して、加湿器を使うことも多いが、
ゴキブリ対策には、年間を通してやることが重要。
④のダニ対策
① 掛布団、タオルケットなど上掛けを、寝室で布団干しなどに、掛けて置く。
② 敷布団のシーツはそのままで良い。
時間→2~3時間
※ 霧吹き容器で部屋に噴霧すると、水滴が大きいので、
濡れてしまうが、加湿器の場合は、濡れることは無い。
私が今の家に転居した時に、ツメダニに多数刺された時には、
就寝の2時間前に、霧吹きでシーツに充分に吹き付けて、
扇風機で乾かしました。
その一度だけで、解決です。
その後、加湿器を使うことに発展しました。
寝室では気になる時だけ、年に2~3度するくらいです。
⑥のエアコンにカビが生えなくなる。
エアコンを使う時に、超音波式加湿器の出力を最小にして使う。
我が家は一部屋にだけエアコンを設置しています。
台所と居間が繋がった板張りの部屋。
冬の暖房の時から、夏の冷房の時も、超音波式加湿器を使います。
エアコンの掃除をするときに、カバーを外して内部を見ても、
埃はあるが、フィルターなどに、カビは生えていない。
浴室、洗濯機同様に、室内空間も有用微生物が優勢に、
なればカビは生えない。
酒蔵、味噌蔵、醬油蔵にカビが生えないのも、
有用微生物の麴菌が優勢だから。
雑巾がけ法
板張りの部屋、廊下、畳などを掃除機で埃を取った後に、
布のモップにEMW活性液を吹き付けて、拭きます。
腰壁の板、柱も拭きます。
EMに限らず、玄米、糠、米の研ぎ汁、蓬など植物の乳酸菌液を、
希釈したら、その日のうちに使い切ることが原則。
希釈倍率が高くなるほど、中性に近くなり、長時間放置すると、
雑菌に負けて、腐敗に傾くことになる。
以上室内空間編でした。