今月のリズム

歌舞伎あるある

なんですが…

千穐楽を打ち上げて、私の七月は終わりです

明日から『八月』です

今月のリズム

毎日のブログやInstagramにアップした通り…

な中、沢山の花写をしてからの楽屋入り

最初の出番は、『加賀鳶』の鳶役

鳶の衣裳の端折りは独特で…

勉強に成りました

久しぶりに演じる『粋な立役』

花道から舞台に勢揃いしますと、中車さん・九團次さんの後ろ辺りのポジションでしたので

比較的、目に留まりやすいポジション

私自身は、楽しく気持ち良く『粋がって』おりましたが

御見物の皆様には、どう見えたのか…

鳶の後は、ガバッと時間が空きまして…

時には、『プチ花写』に出掛けたり…

来月公演の資料映像を観たり…

次の仕事は、『連獅子』の花道鳥屋口のお幕

狂言師 右近・左近の花道引っ込みから、親獅子・仔獅子の出・引っ込み・出の四回。

相棒は、彌十郎さんのお弟子さんの彌紋くん。

鳥屋口では、海老蔵さんが親獅子へと変わって行く姿を見る事が出来たのが収穫です

（若旦那以外の拵えを見る機会は、いろいろと…貴重です）

昼夜の合間にも、ちょっとした花写ん歩をしたり、ラーメン食べたり…（）

夜の部『駄右衛門花御所異聞』での最初の仕事は、海老蔵さん初登場と成る船の後見

昼の部の『鳶』、夜の部の『仲居』でもご一緒の喜太郎さんが相棒です

（何この写真）

上手揚幕から出て、舞台中央で止まり、舞台下手で止まり、花道つけぎわで止まり、花道七三で止まり、鳥屋口へと引っ込む。

キッカケ・位置取りが多くてシビアな仕事でしたが、『発端』最後の早替わりのお客様の反応を身近に感じられて楽しい後見でした

その後は、二幕目の『仲居』の支度と出番

上手の真寄りが『芝のぶ』さん、下手の真寄りが私でした

仲居の後は、大詰めの『福引き』の後見

暑い日が多かったので、楽屋で…

アイス食べたり…

そんな一ヶ月でした

来月は、どんなリズムの一ヶ月に成るのだろう…