娘は保育園に入り、慣らし保育5日目。
保育園一番の泣き虫さんのようで、ひとりだけまだお迎え時間が早い(苦笑)
まぁでも、最初よく泣くほうがしっかり慣れる、と聞いたので
「お母さんと離れたくないのね、かわいいわねぇ」とのんびり過ごしています。
さて、昨日に続き、ずっと書こう書こうと思っていた件について。
診断士の大先輩、高橋美紀さん が、単著を出されました。
高橋さんは、エルズ 、マスターコース(夢カナ 、WBS )、支部活動、実務補習・・・etc.
私の診断士活動のあらゆる場面でお世話になっている方。
社労士でもあり、2児のワーキングマザーでもあり、
「働く」ということに仕事でもプライベートでも深く追求されていらっしゃいます。
- 「コマギレ勤務」が社会を変える―多様な働き方を目指して (働く・仕事を考えるシリーズ)/高橋美紀
- ¥1,000
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この本での「コマギレ勤務社員」というのは、短時間勤務をする正社員のことで。
「コマギレ勤務社員」を活かすことで、よりよい会社・よりよい社会になるという提言がメッセージ。
また、「コマギレ勤務社員」本人も、その上司や同僚も、プレ・予備軍の人も、家族や友人も、
「あー、わかるわかる」という発言がひとつは出てくるはず。
例やデータも多く、イメージしやすくてとても分かりやすく書かれています。
また、文章の端々から、高橋さんのご苦労やご経験からの様々な想いがうかがえます。
最後のあとがきでは胸に詰まるものがありました。
育児・介護など、これからもっと多くの人が関わってくるでしょうし(特に介護)、
少子高齢化が進む中で、今後ワークシェアリングだったり労働条件の多様化だったり
おそらく例外なく誰もがいつかは考えざるを得ないテーマだと思います。
ぜひおすすめしたい本だったのでご紹介してみました。
ちなみに私、高橋さんの書く文章がとても好きです。
硬すぎず、柔らかすぎず、わかりやすく面白いのに、決して砕けてはいない。
あんな物書きになりたい・・・(←ささやかな夢)
さて、そんな私も再来週からは「コマギレ勤務社員」として再スタートです。
働くことは、生きること。
育児も家事も、生きること。
すべてに堂々と自信をもちつつ、周りへの感謝を忘れずに、全力で生きなくっちゃ。