呪いをかけて

先日、彼にムカついて、呪いかけてやった（笑）。
どんな呪いかって？

「あなた寝てるときいつも、佐和子～佐和子～！って寝言いうから、
ほかで寝るときは気をつけなきゃ駄目よ。」です。

あはは。もちろん嘘。ひどいよね。

「うそだ、うそだ。そんなはずない！」
「じゃあ、そういうことでいいよ。ウソウソ。」→といいながら少しニヤリとする。
「…なあ、噓だよな？噓だよな？」　はい、完全に呪い完了。うふふ。


初めてデートに行くときは、必ずどこかのタイミングで、呪いをかける。
「わたし、雨が好きなの。」これで雨が降るたび、ついつい私を思い出してしまう。
思い出す＝好き　ではないのだけど、誤解する可能性は高い。吊り橋効果に近い。


呪いなんて、簡単にかけられる。

だからいつも、言葉には気をつけている。
何気なく言ってしまった言葉で、誰かを傷つけませんように。
でも、私が気をつけていることに、気を使っていることに、気づかれませんように。