ごきげんよう!さわこです。
ハルジオンの仲間だとかいうエリゲロン。
和名は、源平小菊。
ゲンペイコギクのひと群れに誘われて、
ふだん通ることのない小道を入ったら
懐かしい光景がありました。
小学生だった自分がいて、
「まあちゃん、おはよう!」
「はぁい、ちょっと待って!」
という声が聞こえて来そうな場所。
まあちゃんのおばあちゃんの作る
お弁当の卵焼きの匂いが伝わってくるような。
ノスタルジー。
アカバナユウゲショウも咲いていて。
子供時代には、花の名前にも無頓着だった。
私は、子どもの時は卵焼きが嫌いだった。
何かがあるとすぐに蕁麻疹が出て、
そのたびに、動物性たんぱく質は厳禁となった。
だからなのか、「巨人・大鵬・卵焼き」と当時、
称されていた子どもの好きな卵焼きが苦手だった。
まあちゃんのうちは、大鵬ではなく、柏戸びいきだった。
私は長島選手がかっこいいと思っていた。
生まれ育った町からは遠い町に住んでいるのに、
タイムスリップして故郷に帰ったかのような雨の日でした。
広い通りに出たら「うの花」が咲いていたよ。