10:34「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。 10:35わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、娘を母に、嫁をしゅうとめに。 10:36こうして、自分の家族の者が敵となる。 10:37わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。
②ルカ12.51
要約:分裂をもたらすために来た
12:49.50.51.52.5
49「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。 50しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。 51あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。 52今から後、一つの家に五人いるならば、三人は二人と、二人は三人と対立して分かれるからである。53父は子と、子は父と、母は娘と、娘は母と、しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、対立して分かれる。」
地上に火を投ずるためとは、
火は聖霊の火です。熱い燃える聖霊の火は、信者たちの心に信仰の火を点し燃えさせる。
③剣とは、エフェソ6.17
また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。
霊の剣、すなわち御言葉
④剣とは、ヘブライ4.12
というのは、神の言葉は生きており、力を発揮し、どんな両刃の剣よりも鋭く、精神と霊、関節と骨髄とを切り離すほどに刺し通して、心の思いや考えを見分けることができるからです。
私たちにとって大切な家族との関係が、物理的に精神的に破壊(分裂)されることになっても、それ以上に大切な関係がある。
それは神との関係でありイエスがもたらしてくれる平和である。
つまり、エデンの園で破壊された神と人間との関係回復のために、神ご自身であるキリストが人性を取られイエスとして地上人生を歩まれた。
そして十字架に掛かってくださった。
そのことを信じる者には、神の平和がある。
それをサタンは信じさせまいとしている。
そのやり口の一つが、家族関係を破壊させて、それを神に責任転嫁させようとする。
「神は愛ではないよ。ほら見てごらん。あなたがイエスを信じたので家族関係が破壊されたじゃないか」と。
そういう分裂させようとしてするサタンに対抗するためには、
霊の剣(御言葉・イエス)が無くてはならない。
サタンの策略である分裂。
「分裂」という語を、聖書から探っていくと、「剣」が見つかる。
剣とは、生きている神の御言葉(聖書・イエスキリスト)です。
マラナ・タ
恵まれた今朝のデボーションでした。