ごきげんよう!さわこです



年明けてから読み始めたこの本、今朝読み終えました。


あとがきから抜粋しました。
 以下

なぜ、日本人は、キリスト教主義を知らないといけないのか。キリスト教を理解すると、どういういいことがあるのか。
それは、こんな感じだ。

昔むかし、あるところに、7人家族が暮らしていました。「戦後日本」と、表札が出ていました。
家族は両親と、五人のきょうだい。
「日本国憲法」「民主主義」「市場経済」「科学技術」「文化芸術」という名の、いい子たちでした。

でもある日、五人とも、養子だったことがわかります。「キリスト教」という、よその家から貰われて来たのです。

そうか、どうりで。ときどきが自分でもおかしいなと思うことがあったんだ。

そこできょうだいは相談して、「キリスト教家」を訪問することにしました。

本当の親に会って、自分たちがどうやって生まれたか、育てられたか、教えてもらおう。

忘れてしまった自分たちのルーツがわかったら、もっとしっかりできるような気がする。

・・・キリスト教を踏まえないと、ヨーロッパ近現代思想の本当のところはわからない。現代社会もわからない。
日本人が、まず勉強すべきなのは、キリスト教ではないだろうか。
まったくその通り!   

以上引用
橋爪大三郎さんと大澤真幸さんの対談集です。
あとがきは橋爪さんが書いておられます。
橋爪さんはクリスチャン、大澤さんはノンクリスチャン。

読んだ私はクリスチャン中でも少数派の、土曜安息日に礼拝する信仰歴32年のセブンスデー・アドベンチスト。