ごきげんよう!さわこです



安息日学校聖書研究ガイド

2022年4期12月12日より


不死の魂を宿す死すべき肉体という二元論は、人間の体について、さまざまな理論遠生み出して来ました。


例えば、古代ギリシャの哲学者たちは、人間の体は魂の牢獄であり、魂は死によって自由になると考えました。


この思想を受け継いで、今日の多くのクリスチャンが、肉体は一時的な魂を棲家であり、復活において再び肉体と一つになると信じます。


汎神論者は、人間の体は神聖であり、神と宇宙は一体であると信じます。

万物は、神であり、人間の体も普遍的な神の一部であると考えます。


感想

このような理論に私たちは囲まれているので、知性的な人たち、ロマン的な人たち、夢想家的な人たち、それぞれのタイプによって、こうした思想に親和性を感じてしまうのではないでしょうか?


人はそれぞれ、自分の好みで、真実を決めて良いものでしょうか。


聖書を創造と贖いの神からの贈り物だと信じるのなら、キリストを個人的な救い主と信じる者たちが、二元論や汎神論の思想を支持することなどできるのでしょうか。


そうした思想は魅力的に感じる人も多いかもしれませんが、クリスチャンならば、先ず、聖書はどう書いてあるか、どう教えているかに堅く立つ必要があるのではないでしょうか。