ごきげんよう!さわこです。

信仰の友が送って来てくれたメッセージです。

 

image

 

「心の底から湧き上がる悦び!」

セブンスデー・アドベンチスト長野キリスト教会の大平耕司牧師

 

ヨハネ15章13節『友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。』

 

イエス様は、この聖句の前に「私はあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これが私の掟である」(同12節)と言われました。

 

イエス様は、私たちに生きる喜び、生涯の歓び、人の使命を教えられました。

それを為すと、心の底から永遠に消えない悦びが湧き上がってきます。

このよろこびとは何でしょうか。それは『愛』です。

愛とは、人の事を思うことであり、人のために生きることであり、人のために自分の命のすべてを使い果たすということです。

 

イエス様は愛の人でした。ですから、その教えのとおり、御自分のすべてを私たちのために使い果たしてくださいました。

 

 ある青年のつぶやきです。「こうして世の中には沢山の人で溢れかえっていますが、100年もすれば今生きている人たちは、全員次世代の人に入れ替わっている事実にふとした時に切なくなります。

 

僕でいうとあと50年くらいでしょうか。どうせ必ず最後はいなくなってしまうのであれば、電車で席を譲るだとか、ゴミ拾うくらいの事は日々していたいですね。

 

この世で最も美しいことは、「相手のために命を使い果たすこと」。

イエス様は、「はっきり言っておく。私の兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたことなのである」(マタイ25:40)と言われ、愛することの尊さを示されました。

 

ある女性が、突然起きたショックなことで、精神的な病に陥り日々苦しんでいました。日々寝込んで、家事一切もできないほどでした。

ところが、高齢のお母さまが具合が悪くなり、お世話をしなければならなくなりました。そしたら、起き上がり元気になられたそうです。

 

また、ある娘さんが都会で仕事に疲れ、幻覚を見るようになり家に帰ってきて日々寝込んでしまいました。

そこで、お母様が一計を講じて、真夏なのに「今朝は雪が降ったよね、寒かったわ」とか、とっくに死んだおばあちゃんの事なのに、「さっきおばあちゃんがちょっと具合が悪くなってね~」なんてとんでもないお話をしました。

 

そしたら、娘さんは、愛するお母様の事を案じて、正気に戻られたそうです。

イエス様は、「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか」(マタイ16:26)と言われ、『自分の命=隣人を愛すること』を示唆されました。

 

マザー・テレサが言いました。「傷つくまで愛しましょう。それは、どれほど多く与えるかではなく、どれほど多くの愛を注いで与えたかによるのです」。

 

イエス様は、愛のたとえをお話されました。「天の国は次のようにたとえられる。畑に宝が隠されている。見つけた人は、そのまま隠しておき、喜びながら帰り、持ち物をすっかり売り払って、その畑を買う」(マタイ13:44)。宝とは、『イエス様にある愛』です。

 

どのような愛でしょうか。「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(マタイ5:44)という愛です。

 

私たちの命は、祈られて今があります。

2千年前にイエス様が「彼ら(弟子)のために、私は自分自身をささげます。また、彼らのためだけではなく、彼らの言葉によって私を信じる人々のためにも、お願いします」(ヨハネ17:19,20)と現在の私たちのために天の父に祈られました。

 

私たちは先祖の誰かが祈ってくれたから今があります。

この祈りは地に落ちません。必ず成就します。それも永遠に!

 

image

 

何十年も前のことです。

母が悪性のがんになりました。

手術をしましたが、多分、再発・転移をするだろう。

その3か月後、

母さんの闘病を支えるためにも、体調を万全にしておきたいと、父は持病の手術を急ぎました。ところが麻酔から覚めません。

意識が戻った時には、右半身まひ、失語症となっていました。

病後の母は、17年間、父の看病に専念しました。

そして母のがんは完治しました。

 

二人ともご再臨の再会を信じて、眠りについています。

娘の信仰と同じ信仰を父と母が持つに至ったのも、こうした試練を神様が用いてくださったからです。

 

「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを私たちは知っています」ローマ8:28

 

マラナ・タ

「私たちは先祖の誰かが祈ってくれたから今があります。

この祈りは地に落ちません。必ず成就します。それも永遠に!」

メッセージの最後の言葉が、とてもうれしい。