ごきげんよう!さわこです。 

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少女時代の憧れの詩人のひとり、立原道造さんは建築家でもありました。

このような文章を見つけました。(2020年9月8日の記録)

 

以下

立原道造の建築論は「廃墟の美学」とも云われる。

建物は完成した瞬間から、時の流れと共に朽ちゆく運命にある。

 

時間軸を無視して、建造物を切り取った絵のように「静的」に捉えるべきではない。人間にも生と死があるように、建造物もいずれ自然に還るのであり、崩れおちる瞬間に「美しさ」があると説く。

 

現代とは逆行したような価値観である。

立原は、「藝術のための藝術はどこにもあり得ず、許されず、又、存すべきではないであらう」と述べています。

 

立原の視点から見れば、街並みや歴史を省みずに立派なデザインの建築物を創ったとしても、時間が過ぎゆけば異様で奇抜な建物になりかねない。

 

そこに「廃墟の美学」はない。

迷惑で非常識な建物と煙たがられる。

 

「美」とは「全体の調和」であり、

他の関係性で成り立ち、時間と共に存在するのです。

 

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昭和40年以前を彷彿させる光景。

私は「昭和ノスタルジー」と呼んでいる。

少女時代の思い出に重なります。

 

春には桜。夏には新緑の桜と夏の花々。

季節の花が良く似合う。

住人もいらしゃるような風情。

 

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「美とは全体の調和。

それが早く見てみたいです!」

 

と、信仰の友の唇に、

神さまが与えたもう「永遠の御国」へのあこがれの言葉。

 

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「美」とは「全体の調和」であり、

他の関係性で成り立ち、

時間と共に存在するのです。

 

「他の関係性で成り立つ」

「時間とともに存在する」

立原道造のこのの表現力に参りました。

 

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これって三位一体の神様のご性質です。

信じるものを、その関係性の中に包み込み、

永遠の時間に招き寄せてくださるって意味ですよ!

 

イエスさまに伴われ行く先の目的地は、

永遠の御国です。

 

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立原道造の建築学理論のロマンを、

キリスト信仰で読み解けるなんて、

私たちは「幸いな者」だと思いました。

 

2年前には、そこまで、思いが至らなかった。

友とのふたりデボーションのお恵みです。

 

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一カ月前に、眠りについた愛犬、21歳と8カ月でした。

 

お気に入りのセーラー服を着て、涼しい場所で、一休み。

この夏に買ったおニューでした。

 

わんこと私たち家族も、深い関係性のもとに、

強い信頼の絆で結ばれていました。

 

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マラナ・タ

主よ、来たりませ。

ご再臨の朝には、愛犬とも互いに甦って再会できます。